日本一になった時の話。11

最終日の初戦、準々決勝は、強豪のT伸クラブを倒してきた同志のFSでした。昨年同様に朝からひと汗かいた状態での試合で快調に滑り出し、3-0で勝利。

続く準決勝、当時の東アジア代表Aさんと、後の有名人Mリーナ、更に静岡に進学するNさんと3枚揃ったMKB卓球スタジオと対戦。正直、このチームも優勝を狙っており、メンバー的にも優勝候補筆頭だったと思います。私自身も、この準決勝が今大会の実質決勝だと考えていました。

1番で娘対Aさん、2番でO藤対Nさん。O藤が勝って1-0。1番はなんと娘がリードして勝ちかけていました。そこを取ると勝ちが見えるので、なんとか取りたかったのですが、そこはAさんが意地を見せて逆転されてしまいました。

3番のダブルスは向こうも自信があったみたいで、5番のMリーナにつなげれば行けるという向こうのペースかと思いきや、うちも事前にダブルスはやり込み、後に優勝の要因を聞かれた際に答えることになるレシーブ。うちのダブルスがきっちり仕事をしてくれ勝利。4番も東アジア代表対決を制し3-1で勝利。

この試合を上で観ていたMKBチームの関係者は、もの凄い応援団で盛り上がっている途中から、急に空気がフェニックスの流れに変わった。行けると思っていたのだが、この試合が全てフェニックスの為にあると思えるくらいだったと。

そして運命の決勝へ駒を進めたフェニックス。相手は既にこの大会優勝経験のある愛知県Pテック。
試合前にもちょっとしたいざこざがあったので、裏話として明日書けたら書きます。

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