日本一になった時の話。7

私達の精神状態がぐちゃぐちゃの中、選手もそんなことは全く知らずに頑張ってくれました。

男子は予選で優勝候補筆頭を2-2の末に撃破してくれ、あれよあれよといううちに決勝に。そこで対戦相手がまさかのMラボ。正直、中学生は分が悪かったのですが、小学生でうちが少し優位に立っていたことで、ダブルス勝負になると予想。

女子は、決勝で大会史上初の4連覇を狙っていたMラボを破ったSジュニア。準々決勝でBチームと当たりましたが、正直Bチームでも強かった。
こちらもやはりダブルス勝負かなと思っていました。

運命の決勝が男女同時に隣同士で始まりました。
昔はエースがシングルで二回出ていたのですが、この時にはダブルスが導入されていました。うちは正直、小学生の方が強いのでありがたいルールでした。

1番の中学生は、男子、女子共に落とします。
2番の小学生は男子が勝負の5年対決。正直、五分五分で勝ったり負けたりの好敵手。女子はエースO藤で勝ちを拾いに行く。
男子は予想以上の試合展開で勝ち。女子は危なげなく勝ち、男女共運命のダブルスに。

女子は中1と小5のダブルスですが、後にカデット3位になるペア。自信がありました。問題なく勝利し、王手。
私は女子の監督だったので、男子をあまり見れていませんでしたが、凄い内容で、ギリギリの試合をH塚采配で勝ちに導きました。

4番は男子が6年生対決。ですが、こちらはエースで安心してみてられる試合。貫禄を見せて、女子の横で先に優勝を決める。
女子はうちの2番手が東アジア代表のカットマンと試合。正直分が悪い。この選手は身体も小さく速攻型でカット打ちに向いてない。

続きはまた明日に。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?