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「表は裏。裏は表」

昨日は映画『影裏』を観た。別の映画を観たときの予告編がめちゃくちゃ心に響いたので観てみることにした。事前に持っていった情報は「綾野剛」「松田龍平」「盛岡」くらいだ。

(以下、ネタバレにならないように書きます。)


実際に観てみた感想を一言で表すと「?」である。最初・途中・終わりに謎が多くとても考えさせられるものになった。なぜこういう展開になったのだろう?なぜ主人公はこのような行動を?こういう問いが多かった。最後に明かされると思ったけど、結局全部の謎が晴れることはなかった。。ただ一つはっきり言えるのが「岩手県の自然美に圧倒された」ということ。とても素晴らしかった。

ちなみに僕は映画が終わった後ネットで考察を見るのが好き人間だ。なぜなら自分の考えと他の人の見解を照らし合せて新たな発見ができるから。

今回は本当に意味がわからなかったので考察に頼らざるをえなかったが、最初の記事を見た瞬間、今までの謎が晴れてめちゃスッキリした。なるほど、そういうことだったのか。。そういう風に観れば納得がいく。また違う楽しみが得られるから、また今度もう一回観ることにする。


いくら親しい仲でもその人の本性を完全にわかることはできない。人には「影」「裏」と呼ばれるところがあるからだ。

映画ではこう言っている。

「人を見るときはその人の一番影が濃いところを見るんだ」

なんとも意味深な言葉だ。人を疑えってことなのかな。それとも表をだけではなく、裏を見せ合える、認め合えるのが本当の友情や愛ってことなのかな。。また謎が深まる。。

でもこうも言っていた。

「知らない方がいいものもあるよ」

もうどっちなんでしょうね笑。どっちも正解なんでしょう。

これだから映画や小説は面白い。捉えようや考え方次第で無限の可能性が広がる。これからもたくさんの作品に触れていよう。