『手紙屋』~僕の就職活動を変えた十通の手紙~

あらすじ
大学4年生だというのに就職活動に出遅れ、自らの将来に悩む僕(諒太)は、ある日、お気に入りの書斎カフェで、『手紙屋』という妙な広告を見つける。手紙屋は10通の手紙の中で成功者への道を教えてくれる。しかも、いま支払いは無く、出世払い。涼太は『手紙屋』に手紙を書き始めた。
10通の手紙のなかで、働くことの意味や真の「成功」・「幸せな人生」の定義を手紙屋から学んでいき、またそれが自身の就職活動にも反映されていく。手紙屋の助言を受け成長していった涼太の出世払いの日に現れたのは・・

▼ハイライト

No. 529
相手にこうなってほしいという『称号』を与えてしまうのです。

No. 531
私は、初めにあなたに、〝絶対に約束を破らない人〟 という称号を与えました。それを与えられたあなたはその称号どおりになろうとするのです。これは本当です。 私の場合は、相手がどのような人かを判断してから、○○
な人という称号を与えるのではなく、相手にこうなってほしい、こういう人でいてほしい、という称号を初めに与えてしまうところから人間関係をスタートさせているのです。

No. 553
『相手を変えることはできない』 『すべての人にあらゆる性格が備わっている』 このことがわかれば、あと必要なのは、あなたが相手の持っている性格の中で欲しいものを引き出してあげる存在になることなのです。 そして、相手の性格を引き出してあげる方法が、称号を与えるということなのです。

No. 598
周囲の人に対して、今までの経験からではなく将来こうあってほしいという称号を与える人になるだけで、あなたの人生は一転するでしょう。

No. 748
どんな環境に身を置いていても人生を自分で切り開いていこうとする人です。 他者に守ってもらうのではなく、自分にできる精一杯のことをやろうとする人です。 見返りとして何がもらえるかを考えて自分のすべきことを決
める人ではなく、報酬に関係なくそのときそのときに自分のベストを尽くして毎日を生きようとする人です。

No. 753
大切なのは自分の人生は自分でつくっていくという強さを常に持ち続けること

No. 958
今のあなたは、成功の人生を送る上でどうしても必要な経験を集めているだけな

No. 960
だから人生の成功者になるというのは逆境をたくさん乗り越えるということと同義

No. 965
手に入れた結果の善し悪しは、あとでいくらでもあなた自身が変えることができます。今は、結果を恐れずいろんな経験を手にするために行動あるのみ

No. 1550
『今、目の前にあるものに全力を注いで生きる』

No. 1551
目の前に現れる壁は、一見あなたにとって必要なさそうなものに見えても、自分が進もうとする人生にどうしても必要だから現れる

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