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保護者面談で言われて一番嬉しかった事


娘が小学校へ入学して初めての保護者面談。
とても嬉しいお話を聞かせて頂きました。

「子供達は、友達が悪いことをしていたり、間違ったことをしていると、すぐ先生のところにやってきて報告するのですが、
〇〇さんは、お友達に優しくされたり、良いところを見つけると報告しに来てくれるんです。」


友達を叱ってほしくて知らせてくる子供が多い中、娘は、友達の良いところを探して、報告しに来てくれるのだと教えてくれました。



担任の先生は、笑顔が素敵な女性で、きちんと叱ることも出来るバランスの取れたとても良い先生でした。
娘のそんな些細な事に気付いてくださり、それがどんなにすごい事なのかを私に説明してくれました。

娘の事でもらった誉め言葉の中で、一番嬉しい言葉でした。



友達から優しくされて嬉しかった事を先生に報告。
友達も嬉しい。
先生も嬉しい。
先生が私にそのことを教えてくれて、私にも嬉しいが伝わる。
仕事から帰宅した夫に伝えると、夫も嬉しい。

私が友達に伝えると、友達もまたこの話に感動してくれました。

娘の「優しさ報告」が、倍になって人から人へと伝わっていきました。




悲しいかな、あらから5年経った今では、ごく普通の子供になってしまいました。
保護者面談で同じ話を聞いたことはありません。

すっかりリーダー格に育った娘は、間違ったことをしているクラスメートを見つけたら注意し、効果がないと分かると、すぐに先生に助けを求めて報告します。

奇跡のような短い期間だったかもしれません。
でも、今でも、一年生の時の娘のエピソードは、私の心を温めてくれます。



私たち家族は、普段からよく会話をする家族です。

人から優しくしてもらって嬉しかった話や、ご近所さんの素敵なエピソードが話題にのぼることはよくありますが、
礼儀作法にうるさい夫と私は、それと同じくらい愚痴をこぼすことも多く、ああいう人は嫌いだとか、迷惑だとか、良くない話で盛り上がることもあり、それがいけなかったのかなと、反省しています。

「良いところに気が付いて先生に報告する。」

優しい娘に戻れるように、今からでも出来ることはあるのかもしれません。


・悪口よりも褒め言葉で会話を満たすこと。

・娘の良いところを、夫にたくさん伝える。

・夫の良い所を、娘にたくさん伝える。

そんな事を今日から心掛けていこうかなと思っています。



まずは、家庭から。

良いことを伝えて、喜び合う習慣を続けていきたいです。



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