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晴れ|詩


雨が居眠りをするように
ふ と止んだ暮れ六つ

あ と零した唇に
ね と君が無邪気に笑う

白桃色をした麗らかな頬に目が眩み
一雫の雨垂れが光る向こうの夕べ

僕は言葉を余白に預けて
ただ、君の瞬きに耳を澄ませる



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