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母でも妻でもない自分

今日は明け方の授乳後そのまま目が覚めたので、いつもより早めに起きて掃除と洗濯、離乳食の準備と朝ごはんを済ませて、コーヒーを淹れる時間まで取れ快調な一日のスタートになった。
その分、午後眠くなってしまったので息子氏と一緒にお昼寝。
お昼寝の回復力は絶大で、夕方以降も元気に過ごせた週始めになった。

昨日は母校の集まりがあった。
本当なら息子氏も連れて行きたかったのだが天気予報では雨か雪で寒い一日になりそうだったので、夫氏に息子氏をみてもらって一人で行くことにした。
健康診断以来、4ヶ月振りの一人外出だ。
せっかくなのでお昼ごはんも好きなものを食べてゆっくりコーヒーでも飲もうと思い、早めに出かけることにした。

授乳のしやすさや離乳食の食べこぼしではなく、TPOを考えて服装を選ぶのは出産依頼ほぼ初めてのこと。
フルメイクも久しぶりでバランスが取れずやり過ぎた感があるけれど、それもまたよしとしよう。
出産前は日常だった服選びもメイクも新鮮で、出かける前にすでに浮き足だっていた。

子連れだと席を譲ってもらうことも多いが、一人なので電車も余裕で立っていられる。
一人のお昼ごはんは少し淋しかったが、ひと口ひと口を噛み締めて食べられることが至福だった。
食後は先に買い物をしようとキャンドゥに入ったら、じっくり見られるのが楽しすぎて時間があっという間に過ぎてコーヒーを飲む時間はなくなった。
結局買ったのは洗面所を整理するための収納グッズや調味料、息子氏のケアグッズなど家のものばかりだがそれでも満足だった。

夫氏からは息子氏の様子を知らせるLINEがたまに来たが、よく寝てよく遊びミルクもよく飲んだようで安心して集まりに参加した。
帰りは生鮮食品を買い足して、一日中息子氏を見てくれていた夫氏と一緒に食べようとおやつを買って帰った。
ついつい色々と買い過ぎて荷物が重くなり家に着く頃には身体はぐったりだったが、気持ちはスッキリ。
息子氏の笑顔がいつも以上にかわいくて、夫氏への感謝も尽きない日曜になった。

出産して母になったことで「お母さん」であることを自分で自分に課してしまいがちだった。
息子氏にとってちゃんとお母さんでいられているのか、自信がなくて不安で苦しくなった時期もあった。
でもこうして一日、妻でも母でもない自分を思い出したことで、それも含めた自分のままでやっていけば良いのだなと少し楽になった。
ありがたいことにどんな私であっても、息子氏は笑顔で受け入れてくれているのだから。

息子氏よ、どんな母さんの時も君の笑顔が一番だ。


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