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バニラオイルで甘いもの欲を満たす

甘い香りの効果は絶大だ。
最近、平日はできるだけ砂糖を使ったものを食べないようにしている。
休日に子どもたちを相手にしていると、ごはんをちゃんと食べられず間食でリフレッシュしようとしがちなので、平日くらいは気を付けたい。

というのも、次男べえさんの産後にあすけんダイエットをしたところ、産前よりも−5キロほど減らすことができた。しかし卒乳と昨年末の入院で代謝がガタ落ちしたにも関わらず、通常ペースで食べていたらあっという間に産前と同じ体重に戻ってしまった。つまり+5キロ。
しかも下腹が出てきて下半身に脂肪がついてしまったので、痩せて意気揚々と買ったボトムスたちがきつくなってきた。
これはまずいとながら体操をしたり、平日は食事に気を付けたりとゆるダイエットを再開したわけである。

産後のあすけんダイエットなど食事を気を付けた時に得たのが、「砂糖は砂糖を呼ぶ」という実感。砂糖を使ったものを食べると、次から次へと甘いものを食べたくなってしまって止まらないのだ。
その場にあるとあるだけ食べきってしまいたくなる性分なので、お菓子の買い置きは避けたいのだが、小さい子どもと甘いもの好きの夫氏がいるため0にはできない。ならば自分が食べたくならないようにするしかなく、冒頭の砂糖をできるだけ使わない、というところに至ったのだった。

と言っても食パンなどの加工されているものに入っているのは許容して、自分で作る分には代用品を使おうというレベル。ダイエッターの愛用品ラカントを定期的に購入し、ヨーグルトやココアに入れて甘いもの欲を満たしている。

そんなある日、随分前に買って使い切れずにいたバニラオイルを、朝ごはんに作っているおから蒸しパンに入れてみた。するとどうだろう、いつもより蒸しパンに甘みを感じるのだ。ラカントの量は変えていないのに。
今度はオートミールヨーグルトにも入れてみた。
あら、びっくり。大好きなバニラヨーグルトの味がする。しかもやっぱりいつもより甘みが強くなる。
それに気づいてからはもう、すっかりバニラオイルが手放せない。
仕事で頭を使ってちょっと糖分が欲しいなと言う時、ヨーグルトにラカントとアーモンドにバニラオイルを垂らして、小腹が減っていたらノンシュガーのコーンフレークを足したらもうずいぶんと満足のおやつになる。

「嗅覚からの記憶は鮮明だからね」
魚喃キリコの漫画でその言葉に出会った時の衝撃と言ったらなかった。
それからウン十年。
嗅覚は記憶だけでなく食欲も司ることを知った。



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