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記憶するのはアタマだけじゃない!

「覚える」「記憶する」というと、アタマでするイメージだと思います。
暗記とか暗唱とか、アタマにぐぅーっとつめこんでいくイメージですよね。

ですが、意外とカラダを使って覚えていることも多いんですね。
たとえば、お箸の持ち方や自転車の乗り方など、
実際に手や足を動かして覚えた方が多いんじゃないでしょうか。
そして、一度覚えたらなかなか忘れることはないと思います。


手続き記憶(カラダで覚える)

心理学や脳科学では、こうしたカラダで覚える記憶のことを、
「手続き記憶」と呼んでいます。
同じような行動を繰り返すことで獲得される記憶のことです。

そして手続き記憶は、長期的に残りやすい性質があります。
なぜなら、アタマで記憶するときと、記憶の場所が違うからです。

詳しく言いますと、暗記とか暗唱とかは海馬というところが使われます。

一方、手続き記憶で使われるのは、大脳基底核と小脳というところ。
大脳基底核はカラダの筋肉の大きな動きをサポートするところで、小脳は筋肉の細かな動きを把握するところ。
記憶が長期に残りやすい性質があります。

ですので、なにかを学ぶときはカラダも使って覚えると、記憶が定着しやすくなります。

ロボットプログラミング学習は、実際に手を動かしてロボットをつくっていくので、プログラミングの知識を効率的に学ぶことができます。
また、実際のロボットの動きをみることで「自分がプログラムを組んで動かしているんだ」ということを強く実感できると思います。


以上になります。

今回は「手続き記憶」について紹介させていただきました。
他にも、エピソード記憶やワーキングメモリなど、記憶にはさまざまな種類があります。
参考になる本や動画を記載しておきますので、気になる方はチェックしてみてください!

ご拝読いただきありがとうございました。


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