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健康ロボットをつくろう!

キープオンのスクールでは「ロボット発表会」を年3回開催しています。その都度変わるテーマに沿って、子供たち自らのアイデアでオリジナルロボットをつくり、どんなロボットなのか、工夫したところはどこかなど、自分のことばで発表をしています。

今回の発表会テーマは、「健康ロボット」でした。
健康と一言で言っても、「食べる、寝る、運動」といった日常的なものから、「予防、治療、リハビリ」という病気やケガにかかわるものなど様々です。
自分が考える「健康」でもいいし、ご両親やおじいちゃん、おばあちゃんにヒントをもらってもOKという形で作ってもらいました。

発表会にあたって普段の授業で作っていたものから「健康ロボット」に工夫して作り変えてくれた人もいました。
自動車ロボットやゲームのロボットを、薬を運ぶ自動車や認知症予防ゲームのロボットにするなどアイデアが豊富な発表会となりました。
私たちスタッフ側も「あっ、そういう健康につなげられるのか!」という驚きがたくさんあったなと感じます。
他にも注射をしてくれるロボットや、不健康な状況をあえて生み出して、反面教師的に健康の大切さを伝えるロボットなどもありました。

高齢化や熱中症など、この十数年の間でも、医療の発達や環境の変化によって「健康」の常識が大きく変わりました。
子どもたちの目線で「健康」を表現したものが、私たち大人にとっても大きな気付きにつながるのだと思います。
小学校低学年から中高生に至るまで、みんな思い思いの「健康ロボット」を作ってくれました。
子どもたちの作品を見て、保護者の方々も「健康」について考えるきっかけになればいいなぁと思っています。

また、スタッフとして感じたのは、前回の発表会では話す際に緊張していた子が、しっかりと自分のことばで説明してくれるようになったなということ。
7月に「カイシャづくり」というカリキュラムで、参加者には約40人を前に「プレゼン」を経験してもらいましたが、多くの子が緊張したと言っていました。

まずは、自分の作ったロボットをスタッフと一対一で動画に撮りながら説明する。
そうした小さな発表の場から慣れていき、ゆくゆくは多くの人の前で堂々と発表できるようになってくれたらと思っています!


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