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僕の死

NTTメディアセンターの坂本龍一展に今日は

2009年
教授のPlaying the Pianoに一度だけ坂本龍一のピアノを聴きに行きました
身体表現をしていた当時は、何でも音楽を窮してやろうと
そんな20代
富山のオーバードホール
2台のグランドピアノに座る教授

僕はこの時人の死についてあまり考えたことがなかった

周りの人の死を経験したことが人生で一度もなかったから

名曲達が繰り広げられ拍手は続く

みんなスマホでガンガン撮影して良いよ、と
シャッター音を音楽も捉え
フラッシュを演出とした
そんな一夜がありました

それから教授のアルバムを全て手にしていつも持ち歩いて聴いていました
それから2011に死が僕を襲ったんです

大切なものを置き去りにしてきた10年間
スルーする癖が付いている


救われないと思っている人の救われない音楽の
郷愁感にいつも心落ち着けていた
そんな逃げを感じて素直に教授の音楽を口にすることもなかった

誰にも聞かせたくなかったasync
13度傾けた李禹煥の遥かなるサウンド
alvanotoとのドキュメント

この10年間とても聴いてきた音楽達
グッときました

言葉を直接届ける機会をいつか何処かで作れたら!