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今や環境大国ケニアから学ぶこと

今日3/23の「池上彰のニュースそうだったのか!」を夕食をしながら食べていると、サバンナがイメージのアフリカのケニアが、今はとても都市化が進んでいるということが取り上げられていました。ケニアは固定電話が広がっていなかったということもあり、今やほとんど携帯電話でビジネスが行われていて、キャッシュレス率は80%を超えているようです。
そんな中でケニアでは様々な環境対策が行われているようで、日本も見習ってもらいたいなと思ったので、取り上げられていた内容を紹介します。


1|プラスチック袋を使うと罰金450万!

なんとケニアでは現在プラスチック袋は使えないようです。法律で禁止されていて、その罰則も厳しく、違反した場合には最大4年間の禁錮刑か4万ドル(約435万円)の罰金が科されるようです。ちょうどこの取り組みが取り上げられていたので参考ページをリンクします。

日本ではコンビニやスーパーを始めとして、マイバックが当たり前になりつつあります。しかし先日に先に他の店で購入した弁当に付け合わせがほしいとおもってセブンイレブンでお惣菜を購入したのですが、必ず、ビニール袋に入った(紙にせめて包んでもらいたい)箸をくれます。もう持っているからいいですと断ったのですが、箸もなんで有料にしないのでしょう。
またこれもセブンイレブンですがスープを買えば必ず、プラスチックのスプーンをくれますが、これも有料にしてくれればもらわないになって思います。コンビニ業界のリーダー企業なのであれば、もっと最優先に取り組んでもらいたいと思います。

2|ビーチサンダルをアートに活用!

2つ目に紹介されていたのが、海岸に打ち捨てられている大量のビーチサンダルを集めて、それを様々なアート作品に生まれ変わらせるという取り組みです。色とりどりな動物の飾り物や、スマホケースにリサイクルするという取り組みです。その色の配色センスはとてもいいなって思いました。
これも参考ページがありましたので、リンクします。

しかしそもそも、ビーチサンダルもあまりに簡易的に作られ、捨てられる様になっているのであれば、最初から海に将来的に溶ける素材でしか作ってはいけない(ただし高価)というものにしてもらいたいところです。

3|地熱発電が盛ん!

そしてケニアでは地熱発電が盛んなようで、再エネ大国とのこと。
もともとケニアの電力供給は水力発電と火力発電が約7割を占めていたところ、水力発電は干ばつなどの影響を受けやすく、火力発電は燃料となる石油の大部分を輸入に頼っていたという状況で、これらの代わりとなり環境にもやさしい再生可能エネルギーとして地熱の開発が進められてきたようです。そして今や、総発電量の85%を地熱発電と水力発電などでまかなう再生可能エネルギー大国になっているようです。その中心的な役割を果たしているのが、首都ナイロビの北西約100キロに位置するオルカリア地熱発電所である。そして、同発電所の建設と運転に大きく貢献しているのが日本の国際協力機構(JICA)と複数の日本企業とのこと。参考ページを以下にリンクします。

しかし、そんな大きな貢献が日本ではほとんど報道されていないような気がします。火力発電に大きく頼っている日本も、もっと同じように地熱発電を活用してはどうなのだろうか・・・

4|ケニアからの学び

今回ふとケニアの環境対策への取り組みがテレビで取り上げられていましたが、ケニアは固定電話が広がっていなかったから先に携帯電話が広がった、ということと同様に、発電なども原子力発電所がなかったから地熱発電が広がったなどのこともあるのかなと思いました。

過去のしがらみや仕組みを捨てる覚悟、これがあればカーボンニュートラルができるはずだし、しなければならないと改めて感じました。

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