Keep_Planet

今は医療ヘルスケア領域でデジタルサービス開発に携わっています。しかし迫る気候変動に危機…

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今は医療ヘルスケア領域でデジタルサービス開発に携わっています。しかし迫る気候変動に危機感を抱き、カーボンニュートラルの重要性を理解してもらいたいと思い発信しています。やがて関連ビジネスを未来の日本産業に育てたいという思いも抱きながら。

最近の記事

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地球環境について考える

小学生の頃は夏休みになれば、30度になれば暑いと言っていたのが普通だったはず。 最近は夏といえば、いつの間にか35度超えが当たり前になっています。 そして大型台風や集中豪雨の被害。日本のみでなく、世界各地で地球環境による問題が多発しています。 中学校の社会科の時間には化石燃料はやがてなくなる・・・というニュース。 そして化学の勉強をすれば、化石燃料を燃やせばCO2がでるということを習いながら、CO2は熱を逃さない効果があるということを授業で聞きながら、 ◦経済発展をしていれ

    • 2024衆院選|日本のエネルギーと環境の未来を考える

      来週10月27日(日)は衆議院選挙です。 なんとなく裏金問題ばかりが目に付きますが・・・私自身の興味が高い環境問題に絡めて、各政党の考えを整理してみました。 1. はじめに来週10月27日(日)は衆議院選挙です。今回は裏金問題が注目されがちですが、日本と地球の将来を考えると、エネルギー政策と環境問題が重要なテーマとしてもっと議論されるべきです。 日経新聞の記事によれば、日本のエネルギー自給率はわずか12.6%で、先進国の中でも最低水準にあります。これが今後の経済や国富に与

      • 洋上風力発電の課題、そして未来に向けて

        今日の日経新聞で、北海道でも洋上風力発電の施設整備が進むというニュースが掲載されていました。エネルギーの地産地消は、送電によるエネルギー損失を減らし、脱炭素への取り組みとして重要な一歩だと思いました。北海道は再生可能エネルギーに適した地域であり、これからのエネルギー政策にとっても注目すべき場所です。 1.北海道での洋上風力発電の公募北海道では、石狩湾内において石狩市による公募案件があり、今回、政府による洋上風力発電の公募が初めてとなるようです。 2024年度中にも事業者が決

        • 竹が未来を築く—竹筋コンクリートとカーボン吸収技術で環境を守る

          最近、妻がふと教えてくれた話があります。「ちっきんコンクリート」という言葉を聞いたとき、最初に思ったのは「窒素を使ったコンクリート?」ということでした。でも実際には、「竹」を使ったコンクリート技術で、ちょっと驚きながらも、竹は成長が早いとか強度も強いとかと聞いたことはあるので、なるほどと思ってすぐに調べてみました。 1.竹筋コンクリートとは?「竹筋コンクリート」は、鋼鉄の代わりに竹を使ってコンクリートを補強する技術です。竹筋(ちっきん)コンクリート協議会(事務局=新和設計)

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        地球環境について考える

          ごみ問題と気候変動 – 私たちが直面する現実

          先日、日経アプリから届いた通知で、非常に気になる記事を目にしました。それは「人口減っても列島『総ごみ屋敷』 処分場、20年後に満杯」というものでした。 1.日常生活に潜むごみの課題毎日の生活で、私たちは無意識のうちに大量のごみを出しています。ゴミ収集日には、マンションやオフィスのゴミ捨て場が溢れんばかりのごみでいっぱいになる光景が日常的です。 例えば、コンビニでお弁当を買うとプラスチックの容器やスプーン、フォーク、さらには袋までついてきます。また、外出先で買うお菓子や飲み

          ごみ問題と気候変動 – 私たちが直面する現実

          神社参道の涼風を感じながら・・・木々への感謝と私たちがとるべき行動

          昔の夏は30度前後が最高気温。 今は38度や39度という気温が並ぶ。 週に一度、運動がてら大宮の氷川神社まで、住宅街の中を一直線に突っ切る参道を歩く。 参道の入口に来るまでは、アスファルトの照り返しに晒されていると強い日差しが痛いですが、背の高い木々に守られた神社参道に入ると突然、気持ちがよい涼風が参道を突き抜ける。 しかしこの涼しい風を作り出してくれているのは、高い木々が強い太陽の光から守っているから・・・木々に感謝! 散歩で歩いて、空き地になっているかと思えば、次に

          神社参道の涼風を感じながら・・・木々への感謝と私たちがとるべき行動

          未来の森を守るAI技術とカーボンクレジットの可能性

          今朝の日経新聞に、住友林業の興味深い取り組みが紹介されていました。グローバルにおいて、日本企業がこのような貢献をもっと増やしてもらいたいと思いました。 1.住友林業のAI活用による森林火災抑制プロジェクト気候変動の影響がますます深刻化する中、住友林業はインドネシアの熱帯泥炭地における革新的な取り組みを開始したとの記事がありました。熱帯泥炭地とははじめて耳にしたのですが、次のような地層のことのようです。 住友林業は人工衛星などのデータをもとに人工知能(AI)で地下水位を予測

          未来の森を守るAI技術とカーボンクレジットの可能性

          EV減速・・・気候変動対策が全体的に減速していないか?

          9/7の日本経済新聞の朝刊には、「トヨタ、EV世界生産3割縮小 26年100万台に市場減速 PHVは拡大へ」という記事がありました。 先日の代替肉と同様に約3年前、EVが一気に延び、ハイブリッド車は生き残れないような感じで書かれていたはずですが、ここにも3年前の勢いとは異なる、どうも後退しているような空気を感じました。 1)EV生産の減速トヨタ自動車は2026年の電気自動車(EV)の世界生産台数を100万台程度に縮小するようです。EV市場の減速により、世界の自動車大手がEV

          EV減速・・・気候変動対策が全体的に減速していないか?

          気候変動対策として代替肉を捉えないといけないのではないか・・・

          約3年前の2021年、私が気候変動に興味をもって最初に色々な本を読みあさったときに、家畜の影響による温室効果のインパクトが書かれていていました。 温室効果ガスというと、自動車や飛行機の排気ガスや、化石燃料を使った火力発電などを想起してしまいますが、実は畜産によって排出される温室効果ガスの影響は小さくないということでした。 そしてその対策として代替肉の開発が進んでいるということが気候変動の書籍では紹介されていました。 しかし3年の時が経て、今朝の日本経済新聞の記事には驚きま

          気候変動対策として代替肉を捉えないといけないのではないか・・・

          行動経済学を環境問題対策のためにもっと活用しては?

          デザインの勉強をしている過程で紹介されていた「ビジネスデザインのための行動経済学ノート」を日々のビジネスに取り入れられないか、と読んでいましたが、行動経済学は気候変動対策のための行動変容にも有効なのではと思いました。 行動経済学とは行動経済学(behavioral economics)とは、経済学と心理学が融合した学問で、人間の「人々が直感や感情によってどのような判断をし、その結果、市場や人々の幸福にどのような影響を及ぼすのか」を研究する学問のことです。従来の経済学では「人

          行動経済学を環境問題対策のためにもっと活用しては?

          酷暑格差、そして気候訴訟・・・未来の世代に地球を

          私自身、気候変動への興味もあったのでこの2年くらい、気候変動についてもっと日本国民の関心が高まらないかと思ってここで情報を発信していましたが、気候変動と聞いた時にそのインパクトを体感・時間として感じるのが、夏です。 そして今年も酷暑を迎え、自分自身の中で改めて気候変動について向き合おうとしていると、ちょうど今日8/18(日)のサンデーモーニング、「風の読む」のコーナーで、「酷暑格差」という言葉が取り上げられました。 酷暑格差とは今年も酷暑が続き、先月は観測してから最も暑い月

          酷暑格差、そして気候訴訟・・・未来の世代に地球を

          企業に求められるアート思考。脱炭素にも必要な思考では?

          デザイン関係の本を読んでいる中で紹介されていたのかもしれない 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (光文社新書) という書籍。 今の脱炭素/カーボンニュートラルという領域においては、この美意識、アートという考え方はとても参考になると思います。 アート思考日本では法律を守っていればよい・・・そんな考えで事業をしている経営者が多いと著者は述べていました。その一例として挙げられていたのが、DeNA社の事業であるWELQ(ウェ

          企業に求められるアート思考。脱炭素にも必要な思考では?

          なぜすべてをアスファルトで地面を固めるのか

          今年もまた酷暑が続いています。 天気予報を見れば異常気象と言っていますが、もはやこれが定常になっているという事実を異常という言葉で捻じ曲げているように思えます。実際に昨年も同じような気温でした。 最近運動のためによく歩きますが、夏はとてもでないけど昼間は歩けず、陽が落ち始めてから。ただ歩いているとずっとアスファルト。かつ木陰がないから、陽が落ち始めていてもかなり暑い。 大きな神社の参道までたどりつくと参道沿いの木陰で日陰ができ、その参道の間を吹いてくる心地よい風。この対比で実

          なぜすべてをアスファルトで地面を固めるのか

          目先のガス・電気代高騰への税金投入・・・将来世代への負担丸投げ

          最近、電車では書籍を読むことに時間をつかっていて日経新聞を読めていなかったのですが、ふと日経新聞で気になる記事がタイトルが目に飛び込んできて、これってよいのか・・・ 9月電気代、官製値下げで1000円安く 脱炭素は遠くこの電気・ガス代対策で4兆円・・・ この税金はまた国債、未来の子孫が使うべきお金です。であればこの記事に書かれている通りに、この4兆円は再生エネルギーに投資すべきでは。日本が生み出したペロブスカイト太陽電池などに。EUなどに比べて、なぜ日本は目先の対応にしか目

          目先のガス・電気代高騰への税金投入・・・将来世代への負担丸投げ

          平均気温が産業革命前より1.5度を超えた!

          GW中にゆっくり起きてきて「サンデーモーニング」をつけると、今日は気候変動についての話をやっていました。なんと過去1年間の平均気温は産業革命前の水準を1.52度上回ったとのことでした。 地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」では、産業革命以降の世界気温の上昇を2度未満、できれば1.5度に抑えることを中心的な目標に掲げていたのに、気温上昇の加速を抑えることができてないようです。 1|1.5度上昇のインパクト 1.5度の上昇のインパクトというのは、たったの1.5度と思う気温で

          平均気温が産業革命前より1.5度を超えた!

          今や環境大国ケニアから学ぶこと

          今日3/23の「池上彰のニュースそうだったのか!」を夕食をしながら食べていると、サバンナがイメージのアフリカのケニアが、今はとても都市化が進んでいるということが取り上げられていました。ケニアは固定電話が広がっていなかったということもあり、今やほとんど携帯電話でビジネスが行われていて、キャッシュレス率は80%を超えているようです。 そんな中でケニアでは様々な環境対策が行われているようで、日本も見習ってもらいたいなと思ったので、取り上げられていた内容を紹介します。 1|プラスチ

          今や環境大国ケニアから学ぶこと