温暖化 膨らむ気候難民・・・気候変動にもう一度世界が目を向けないと
4/24の日経新聞には
温暖化 膨らむ気候難民
3000万人超、紛争原因の3倍 50年に2億人も
という記事が。
ちょうど4/23にテレビを見ていると、池上さんの番組で、ウクライナ侵攻の影では色々な問題が実は起きているという事が取り上げられていた。
ウクライナ侵攻のニュースや記事に気を取られていたが、一つには南極大陸において平年を38度も上回るという出来事が取り上げていた。検索をしてみるとCNNがこれを取り上げている。
18日に発生したような一時的な気温上昇の影響は小さいとしたうえで、「将来的に、もしそうした現象が頻繁になれば、重大な影響が出るだろう」と締めくくられているが、気候変動による影響と考えるのが妥当と思われる。
そしてさらに気になったのが、ブラジルにおけるアマゾン熱帯雨林の違法伐採のこと。ブラジルは「森林の監視態勢を強化し、2028年までに違法な伐採をなくすという新たな目標を示した」という状況のようであるが、その後も違法な伐採が続いているようである。
アマゾンの熱帯雨林を逆に増やしたら、ブラジルにお金が落ちるような、そのようなお金の循環ができないものだろうか。経済の方が重要でこのようになっているのであれば、二酸化炭素削減による収益獲得ができるような仕組みをもっと加速できないものだろうか。
日本におけるメディアではどうしてもウクライナ侵攻に関心が集中しているが、改めて、長期的な課題である気候変動にももっと関心を寄せてもらいたい。欧米はロシア産の石油や天然ガスからの脱却をし、脱炭素に向けて大きく舵を切っている。日本も将来を見て、バックキャスティング思考によって、大きく動くべきときではないか。
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