18歳~25歳までの私

高校を卒業してフリーターとなった私は高校の頃からバイトしてたお店の系列店でバイトしてました。当時の大阪音楽大学生達が学校帰りに割と寄ってくれる様な3階建てのカフェです。(当然今はもう無くなってます)
客層も10代女性~20代女性が多く、俗に言う「おしゃれなカフェ」って感じのお店で副店長みたいなポジションを任されて割と充実してました。
ただ唯一イヤだったのが時給が安い・・・本当に安かった笑。
まあ後で知ったのですが梅田とか難波とかで同じことをすれば時給が1.5倍は違うわけでいくら働きやすい環境だといってもそこでずっと働くのはさすがに無いなと思い約3年ほどお世話になってバイト先を梅田、難波にシフトしていきました。

その当時の飲食業界はフリーターの需要がめちゃくちゃ高くて、大学生バイトよりもフリーターのほうが重宝がられており、面接に行けばほぼどの店でも「明日から来てほしい」と即採用のお店がほとんどでした。
22~23歳の自分だと高校生の頃から飲食業界の経験があるわけで約6年のキャリアがあるわけで、バイトの面接で落とされた事はほぼ無かったです。
その頃になって「派遣業」というものがぽつぽつと出始めており私も調子にのって登録して時給2000円とかの接客業務のバイトをいくつかこなしつつ、まわりの友人たちが月給20万くらいで正社員としてコツコツ真面目に働いているのを小バカにして「フリーターの俺は月給30万~40万もあるぜ!」みたいなことを考えていました。そこには何の保証もない、目先の収入だけしか見えていないただのボンクラでした。

さすがに25歳前後になると「そろそろ就職しないとまずいんじゃないか?」と考え始めます。ですがいざ自分が会社に就職となると受け入れてくれる会社はほぼ飲食業界しかないわけで正社員とバイトと比較してみると時給換算するとバイトのほうが高収入。ですが保証と責任があるぶん正社員のほうが給料は安くなっても安定した生活が送れる。当時の私はここでもまだ「いずれ自分で何かお店をやっていくんだ!正社員になる必要はない!」となんの根拠もない謎の理論でいくつかのお店から「正社員にならないか?」と誘われていたにも関わらず、それらをすべて断って独自の道を考えます。

当時の映画でトムクルーズ主演の「カクテル」という映画がありました。
イケメンのバーテンダーが派手なパフォーマンスで客を楽しませ、酒を提供するという、細かい内容は覚えていませんが大ヒット映画になり、かなり流行っていたのでその当時「ショットバー」というのがめちゃめちゃ増えました。すぐに流行りに乗せられる私は「これだ!」と思い、ディープな水商売の世界に足を踏み入れることになります。この時25歳でした。


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今までこういった事をしたことがない為読みにくい文章かもしれませんが最後まで(現在の自分まで)書いてみようと思ってますのでよろしくお願いします。

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