お金の使い方

お金は使い方がとても大切と、よくキングコングの西野さんが話しています。
しかし、自分を含め、今の大人は何かあった時のために無駄遣いせずに貯めておきなさい、と親に言われて育った人が多いと思います。
そのため、貯めることは得意ですが、上手に使うことができない人が多いのではないでしょうか。何事も、経験したことがあることはなんとなくこなせますが、経験したことがないことはなかなか難しいですよね。

●友達の息子のお金の使い方

最近友達からこんな話を聞きました。友達には、小学生の息子がいます。給付金が入ったため、息子にも2000円与えたそうです。その2000円の使い道としてこんな条件を挙げました。
この2000円は無駄遣いするわけではなく、貯めるわけでもなく、お金を増やしてみなさい。
後日、息子から「この箸2000円で買う？」と言われたそう。友達は、自分のことを考えて買ってくれたととても喜んだ。「もちろん買う」と答え、2000円を息子に渡した。後で妻に聞いたら「さっきの箸実は1300円で買ったのよ」

●この話での重要なポイント

この話での重要なポイントとして、700円のプラスを生み出したのはもちろんですが、何よりも友達と息子の間で、win-winの取引がなされたことだと思います。友達は「喜び」と「箸」を得ています。息子は700円のプラスをしっかり作り出しました。

子供にお金の使い方を学ばせる方法としてとても有効な手段だと思います。皆さんもお子様のお金の勉強にこの方法はいかがですか？自分は子供ができたら是非やってみたいと思います。