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#. 17 写真編集(現像・レタッチ)についてのお話。 〜永遠のテーマ〜

みなさんは写真を撮る際にJpegとRAWどちらでデータを保存していますか?

JpegのみかRAWのみ、はたまたJpegとRAW同時記録か。。

これらの保存形式は今売られているデジタルカメラのほとんどの機種に設けられてある設定であり、もちろん自分自身で選ぶ事が出来ます。

"選ぶ事が出来る" という事は当然保存形式は "人それぞれ" という事になりますね。

僕の数少ないカメラ仲間のほとんどの方はJpegのみの保存形式を選んでいます。

なので画像編集やレタッチという作業はほぼ行いません。

仮に行ったとしてもiPhoneでJpeg画像を直接トリミングしたり少し色を調整してみたりとその程度の編集になります。

みなさんは編集やレタッチについてどのような考え方をお持ちですか?

カメラをやっていれば必ず耳にするであろうRAW現像とJpeg撮って出し、今回はこれをテーマに僕なりの自論を述べたいと思います。

ネタも無ければPVも少ないんでね、、忖度なしで全力投球したりますわい💪


LUMIX S 20-60mm F3.5-F5.6



まず僕が選ぶデータの保存形式はRAWのみとなっております。

要するに撮った画像データは必ず編集ソフトを経由してから自身が所有するスマホやタブレットに移行するという事になります。

なので僕自身はアイラブRAW現像派と言えますね。

ただ何でもかんでもガチャガチャに弄るのは好きではありません。

一応僕のマイルールとしては無いものを付け足したり、全く違う場所や時間の画像を掛け合わせる合成はやらないと決めています。

理由としては、いざフォトコンに応募しようと思っても出来なくなるし、やはり合成された写真って偶然のような奇跡のような異次元のシチュエーションが多いから、仮に友人や知人に見せて高い評価とかしてもらった時に気まずいじゃないですか(笑)

『すげぇー!これ本当にここにあったの!?』

『あ〜違う違う、これ合成🤷🏼』

とか言ったらみんなシラけるじゃないですか(笑)

かといって仮に嘘を付いて評価されたとしても、それってアスリートでいうところのドーピングみたいなものですからね、、いくら趣味の世界とはいえ間違いなく複雑な気持ちになると思います。

僕自身みんなを騙してシラけさせてまでカメラを趣味にしたくはありませんし別にそこまでの野心も持ち合わせてはおりませんので、その類の合成は今後もやらないでしょうね。

ですが、合成=悪とは思っておりませんよ。

むしろ高いスキルを要する様々な合成を使い熟せるフォトグラファーさんは凄いなとさえ思っております。

きちんと公表して合成を楽しむ、これも立派な趣味だしいちジャンルですよね。


LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6



では僕自身どのような編集やレタッチをするのかをお伝えします。

僕は基本的にフォトスタイルの選択や露出、ホワイトバランスや色味といったカメラ内でも設定出来る部分を撮影時に決めるのではなく、自宅に帰りPCによって調整をします。

あと時々合成もやります。

合成の種類としては光の光跡を重ね合わせる比較明合成や手前から奥までピントが合うように複数枚の写真を重ね合わせる被写界深度合成などです。

初心者の頃は楽しくてしょっちゅうやってました(笑)

最近こーゆー写真撮らないけど🫠
《比較明合成》
よく見ると軍幹部がボケてる失敗合成🫠
《被写界深度合成》


RAW現像をめんどくさいとか言う人もいますけど、僕個人的には撮影してるよりも現像作業をしてる時の方が全然大好きだし落ち着くんですよね(笑)

休日の真っ昼間からハイボール片手にPCに向かって始まるRAW現像作業なんて今の僕にとっては至福の時と言っても過言ではありません。

「現像する為に撮影に行く」そんな感じです。


同じ写真ばっかり🤭



現像のメリットはただハイボールが美味しくなるだけではありませんよ。

現像とは、現像をしながらPCの大きなモニターで拡大したり画像を2枚並べて比較したり、スマホでは確認出来ないありとあらゆる細部までデータを見る事が出来るのでセンサーやレンズのポテンシャルを図れます。

そのカメラが持つ特有のクセやそのレンズが持つ特有の収差等は画面の小さなスマホではやはり確認はしづらいでしょう。

わざわざカメラを買ってわざわざカメラで撮影する理由って拘りたいからだと思うんですよね。

細部まで美しく写したいから。

だからこそ現像はとても効果的な作業だと思います。


iPhone 13 Pro Max (RAW現像)



続いてJpeg撮って出し派の方へ僕の素朴な疑問を書いてみます。

・カメラは買ったけどわざわざPCを使ってまで現像したくない。

・カメラは買ったけどそこまで予算がないからサブスクをやってまで現像しなくない。

・敷居が高そうだから現像出来ない。

これらの理由で現像をしないのは仕方ないと思います。

今のカメラは優秀でRAW現像をしなくてもカメラ内で十分に設定を追い込む事が出来るので現像をしたくない人などは撮影前に設定を追い込むと良いでしょう。

ただ一括りにJpeg撮って出しじゃないと認めない!という方はいかがなものかと思ってしまう。

『RAW現像=合成』

こんな勘違いをしている老害も少なくありません。

Jpeg撮って出しって実は横着しているだけのような気がするのは僕だけでしょうか。

"やらないと出来ない" は違います。

やれるけどやらないならオッケーです。

やれない事を棚に上げてやらないと言っているオッさんはどうにも好きになれないのです。

あとフィルム最高論の老害も🤭
※どんどん毒吐く☠️



RAW現像は簡単に色を変えたり露出を調節できたりする事からJpeg撮って出し派の人からは有り得ない写真と思われがちなのだが、カメラの特性上Jpeg撮って出しの方が非現実的な写りになる場合が多々あるのだ。

その最たる例がシルエットに写る写真です。


これらの写真はカメラの特性を利用したシルエット撮影であり、実際は写真のような影ではなくリアルに目で見えているのです。

これを現像という技術を使い人間の目で見た状態と同じように合わせる事が出来るのです。

よりリアルに、より鮮明に写したいのであれば、やはりRAW現像をした方が現実的になるのです。

だからRAW現像は合成だとか、RAW現像したら嘘っぽ写真というのは間違いである。



趣味の世界を楽しむ上で最も大切な事は周りに流されないことだと思います。

Jpeg撮って出しも良いしRAW現像も合成も良い。

本当に大切な事は楽しむ事であり追求する事だと思う。

カメラだけに関わらずどの業界にも様々な論争がありますね。

必ず違うやり方があって人それぞれ違う方法を選ぶから面白い。

やり方はそのどれもが正解であって、そのどれもが不正解かもしれないのが楽しいんですよね(笑)

だから周りなんて気にしないで自分らしく趣味を楽しみましょうね🙋‍♂️


ただ最後に一言。

なぜRAW現像派の人はJpeg撮って出し派の人を見下したりしないのにJpeg撮って出し派の人ってほぼほぼRAW現像派の人を見下すんだろう🤔



#カメラ #趣味 #現像 #合成 #カメラ好きな人と繋がりたい


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