サウナの後の世界の見え方。

サウナとマインドフルネス

サウナは、蒸し熱い部屋の中にわざわざ入り体をあっためるやつですよね。
マインドフルネスとは、自分の感覚や思考に注意を向けて、それに対する一切の判断を手放すことであります。

マインドフルネスは、第3世代の認知行動療法で注目されていてメンタルにいいとされています。そしてサウナにはマインドフルネスの効果があるとされています。

なぜ効果があるのか

蒸し暑い部屋に入ることと、心の問題に一体なんの関係があるのかは謎ですよね。
心の問題がどのように起きるのかは諸説あり原因は解明されていないのですが、神経心理学の視点から言えば、
「交感神経(戦闘モード)と副交感神経(休息モード)の不調」という主張があります。

心配、不安、恐怖などが重なると体は常に交感神経が優位、つまり戦闘モードとなります。

常に戦闘モードだとそりゃ疲れるよねって感じがしますよね。

サウナでは、蒸し暑い部屋と水風呂、外気浴を繰り返すことによって戦闘モードと休息モードを意図的に切り替えることができます。

他にも脳科学の視点から、デフォルトモードネットワークがなんたらみたいな話も聞いたことがあります。

というわけで

今日、サウナに入ってきたのでその時の体験をnoteにまとめます。

まず実験手続き(?)

サウナに10分入る→水風呂1分入る→外で10分休む。を3セット

ちなみに、サウナは上に行けば行くほど暑くなるので、私は頑張って上の方に座るようにしました。
さらに効果を倍増させたいので、サウナ内ではマインドフルネス瞑想的なことをしました。

結果

3セット後には、言葉であらわすのはとても難しいですが、一言で言ってしまえば幸福感があります。

ここで言う幸福感というのは、「ちょー幸せ!」「ちょー気持ちぃ!」って感じではなく、全身にゆっくり染み渡っていくような暖かい感覚、気持ちです。日常ではあまり経験のできない感覚だと思います。

ここまでがサウナ直後の出来事ですが、この先にもっとすごいことがありました。

それは

・帰り道の景色がやけに鮮やかに感じられる。
・聞く音楽がいつもより濃厚に感じられる。
・家で食べたごはんの一粒一粒が輝いて見える。

とにかく世界が色鮮やかに感じられました。これも言葉で表現するのは難しいですが、なんでしょうか。んー、特段嬉しいというわけでも楽しいというわけでもなく、ただ景色の一つ一つが鮮やかに、音の質感が鮮やかに、ごはん一粒一粒が鮮やかに、ありのままをありのままに受けとることができるそんな感じでしょうか。

自分の自律神経や脳波を測ることはできませんが、たしかに感じられるこの感覚みなさんにもおすすめです。

まとめ

正直なところ、ごはんの一粒一粒が鮮やかに感じられることには驚きました。毎日毎日ごはん食べてますけど、こんなにも素晴らしいものを食べていたとは。

もう少しサウナに通ってみて、メンタルにどんな変化があるのか楽しみでなりませんね。

参考

自身の体験
友人から少し見せてもらった「サウナ術」という本

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?