見出し画像

【詩】愛

足りないばかりの恋は
つらかった
”これ以上応えられない”
泣きながら私を振った彼のこと
心から恨んでいた
ずりずりにひきずって
自分を全否定したかと思えば
彼をじりじりと執念深く憎んでいた
君が君でいることそれだけで
こんなにも心が満たされること
”愛”というものやらを知るまでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?