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ストレスの積み重ねでメンタルが落ちた話②

①の続きです→

産業医とのカウンセリングを受けてみた

お盆明けからの心身の不調、自分なりに分析した原因を一通り話した。

話を聞いてもらい、少しすっきりした気持ちにはなった。

先生は雑談を交えながら、

「今年は、コロナ&大雨の連休の閉塞感も相まって、メンタルが落ちてしまったのかもね。」と話してくれた。

病的なメンタルの崩れではないらしいので、一応様子見とのこと。

興味があればカウンセラーさんにも話をしてみてはどうか、と外部のカウンセリングルームを紹介してくれた。


カウンセラーとのカウンセリング

週末、カウンセリングルームに行ってみた。優しそうな女性のカウンセラーが迎えてくれた。

一通り話をした後、カウンセラーから

「自分の気持ちを抑圧しやすい性質なのかもしれないですね」と言われ、納得した。

自分が嫌だと思っていても、周りに合わせて無理をしてしまう。私はあまり人を嫌いになることがない。嫌いもしくは嫌われたとしても、まず自分に非があるのではないかと考えてしまう。

自分を振り返ることは悪いことではないけど、その癖が自分自身を苦しめていたことが分かった。

少し自分に正直になろう、と思った。

また、カウンセラーから「何か表現したり、物を作ったりする趣味があるといいですね」とアドバイスをもらった。

コロナ禍前は好きなアーティストのライブに行くことが楽しみだったし、趣味の楽器演奏も細々とできていたが、今は全くできていない(本当にコロナが憎い!)。

数年前に編み物(マフラーしか編めないけど)をしていたので、再開しようかなと考えている。鍵編みも覚えてみたいな。



メンタルが落ちることは誰にでも有り得る

誰かに話すことでストレスだったことが整理され、心が軽くなり、心身の不調もほとんど出なくなった。思い切ってカウンセリング受けてみて良かったと感じている。

よく、「うつ病は甘えだ」という言葉を聞く。

私はうつ病と診断されたわけではないけど、メンタルが落ちるのを経験して、「うつ病は甘えでなるものではない」と実感した。

むしろ自分に厳しい人ほどなると思う。自分を責め、辛い気持ちを必死に抑え込んでしまう。これが続くと人間は死んでしまう。

私も、誰にも話さずに自分の中に抑えこみ続けていたら、頭に浮かび続けた「死にたい」を実行していたかもしれない。

それほどストレスはメンタルにダメージを与え続ける。どんなに小さなストレスでも、積み重ねれば大きくなる。

この状況は誰にでも起こり得ることで、助けを求めることは決して甘えではなく、勇気だと思う。

私は、勇気を出して行動できたことに自分自身を褒めたい。メンタルの健康は本当に大事。これからも、メンタルケアを続けていきたい。

さて、ご褒美にチョコでも食べようかな。







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