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神は水をつくったが、人はワインをつくった

タイトルの言葉を聞いたことはあるだろうか。
フランスの小説家、ヴィクトル・ユーゴーが残した名言である。

今制作中のRPGで、この言葉を冒頭に表記している。
今回はその新作RPGについて少し話すのと、
例にもよってTwitter (今はXとかいう名前。馴染めない)
で、気になる話題を見つけたので
個人的な印象を残そうと思う。

まずはそちらの話題から。
相互フォロワーさんが
『素人の妄想物語で人を感動させるのは無理難題に近い。感想で感動したと言ってもらえたとしてもお世辞が大半だろうし男でそれ目的でゲームやる人間は少数派。売上に結び付かない。男でゲーム性重視の人間でもストーリーが悪かったら悪評を広めるのでたちまち売り上げに響いて下手するとオワコンと化す。売上に結び付かないとしてもストーリーをいい加減にやると致命的にもなる、足切りの役目でもある』
という旨をツイート(今はポストとかいう名前)なさっていた。

ご本人が、どういう心情でこれを投稿したかは分かり得ない。
わからないが、率直な感想としては『もったいないな』だった。
文面通りなら、ゲームを遊んだ人から感動したと言ってもらえても『どうせお世辞』と受け止めていることが多いということだ。
過去に『感動した』と心から感想を送ったことがある人が、
これを読んだらどう思うだろうか。悲しむ人は居ても、喜ぶ人はおそらく居ないだろう。思い出を汚されたと感じる人も居るかもしれない。
つまり、誰もハッピーになれない内容な気がしたので『もったいないな』

投稿内容だけで考えてはいけない。
もしかしたら創作活動以外、私生活などでお世辞に囲われているのかもしれない。仮に役職に就いているとして、部下の媚びへつらうご機嫌取りのお世辞にうんざりしているのかもしれない。
『男で』というものすごく大きな主語を用いてはいるが、自身の体験と、自作のゲームを通して『男女による異なるゲームプレイへの姿勢』をデータ化したものがあるのかもしれない。
このように、裏側に想像を膨らませれば可能性は広がる。

いずれにせよ、主語がムダに大きいと、反発も大きくなる。
あくまで自身が感じたこと、個人的見解だということを添えると、批判は少なくなる可能性はある。
ただ、感想を送ったプレイヤーへのマイナスイメージは変わらない。
『今後遊ぶことはあってもこの人には感想送るのやめとこ』となるかもしれない。
それほどまでに、ネット上にお気持ち表明するということは、他人へ影響を与える。不特定多数の目に留まる投稿をするということは、そういうことなのだ。
では、何が正しいのか、どんな姿勢でネットを使用するべきか。
そんな話を僕はしたいわけではない。というか、出来ない。
前述した『もったいないな』
これもただの僕個人の感想でしかないのだ。

けっきょくのところ
『どういう場所にしたいか』は利用者本人が決めることなのだ。
・素直な気持ちを投稿したい
・共感を求めてない
・違う考えを聴きたい、ディベートしたい
・あえて反感を買うようなことを言って注目されたい
などなど。
どれも間違っていない。むしろ人によって違うから面白い。
みんながみんな同じことを言っていたらつまらない。
違うからこそ、共感できる投稿を見つけた時、たまらなく嬉しかったりもする。

ただね、法務関係で飯たべてる人間から言わせてもらうと
SNSで喧嘩すんな。
人生台無しになるぞ。
時間は有限なんだ。
そんなことにエネルギー使うくらいなら、
美味しいもの食べたり、推し見て興奮しとけ。
(※今回の記事にある投稿に関連した話ではありません。喧嘩は見当たらないです。あくまで広い意味でのSNS活動の話)


さて、引き続きゲームの感想について『お気持ち表明』させてもらおう。
僕はもうしつこいほど言っているが『趣味で創作活動』をしている。
自作ゲームについて為にならない暴言的な感想に対しては
『うるせえ消えろ』と心でつぶやいて終了。
楽しんでくれていたり、それこそ感動したと感想もらえた時は
『嬉しい幸せ最高大好きハッピー』となり、何回も目を通す。
バカになることが、時に賢いのだ。

僕の人生の中で最大とも言える発見がある。
それは『都合よく受け入れることが幸せの近道』だ。

褒められたら『ありがとう』
失敗を叱られたら『これでまたひとつ成長できる』
納得いかない説教されたら心の中で『あんたの中ではそうなんだろうな』
こんな感じで、都合よく受け入れていくのだ。
相手の真意なんてわかりっこない。家族でさえそうだ。
でも、プラスを差し出されたのに、自らマイナスにする行為を返したとこで何になる?
僕の友人がくれた言葉『考え方が建設的だよね』
すごく嬉しかった。
いつの間にか僕は『自分で自分の機嫌をとる』ことを身につけていたのだ。
それには前述した『都合よく受け入れることが幸せの近道』が欠かせない。
あくまで僕の場合は生きやすくなっただけの話だけれど、
これを読んでいる人の中に、自己肯定感が低い人や周りの声に影響されやすい人が居るなら、お試し程度に実践してみてほしい。

そろそろ、新作についての話も少し触れておこう。
当作はSING FANTASYとは異なる雰囲気のゲームとなる。
ゲームシステムはシンプルに。
シナリオに重点を置いた、中編RPGとなる予定。
荒涼として陰鬱な内容は、これまた万人受けしないものになる。
ただ、おもしろい。自画自賛するが、おもしろい。
自分で作ってるんだから当然だけど、おもしろい。
マイペースに作っているので、発表まで待ってくれる人が居たら幸いだ。


神は水をつくったが、人はワインをつくった

これは人間の可能性をうたった言葉だ。
『フリゲ界隈は〜』とか何かとカテゴライズしがちな我々だけど
おんなじ人間だよ。
誰に何が刺さるかなんて、わからないよ。
だからさ、バカになって、好きなもんつくろうぜ。


うわ〜。もう夜中の1時過ぎちゃったよ。
ではまた次回の記事でお会いしましょう。

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