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独占取材!学校が描く未来図とは

「世に役立つ人物の養成」を建学の理念に、生徒たちの「なりたい自分」を4つのコースで全力サポートする大阪商業大学高等学校。なんと全校生徒数は約1,300人にもおよび、多くの学生が、様々な分野を目指して楽しく充実した高校生活を送られています。そんな大阪商業大学高等学校では、どのようにこれからの教育を見据えているのでしょうか?今回、好永校長、小守教頭、企画広報部の唐﨑部長に学校の魅力を伺ってきました!

今回、インタビューにお答えいただいた方々



4つのコースについて

大商大高には魅力的な4つのコースがある!

(唐﨑部長)
勉強の中でそれぞれ目標を持ち、色々な活動をしています。生徒たちが集中して何かに取り組んでいる姿は本当に生き生きとしており、それは各自やりたいことができるコースを選択してもらっていること「やりがい」が「楽しさ」に繋がっているのだと思っています。学校行事も非常に盛り上がりまして、例えば体育祭では、スポーツ系のクラブの生徒たちが活躍を見せ、文化祭だとデザインコースの生徒たちが立派なものを作り目立っていたりします。

(好永校長)
あとは球技大会(校内大会)に特徴がありまして、eスポーツ、ゲーム、ジェンガ、トランプなどなど球技とは別の種目を多数取り入れています。運動が得意な生徒だけでなく、色々な生徒が活躍できる大会にしたいと、生徒自治会からの発案で取り入れたのですが、かなり盛り上がってくれています。

左:校内大会 / 右:体育祭

(小守教頭)
ただ、その「楽しい」に至るまでには何でも一生懸命行い、どんな瞬間も「プラス思考で前向き」に対応していくことが必要で、決して「楽」という意味ではないので、その点は色々考えて指導してきています。

生徒がパソコンでデザイン作成中の様子




ICT教育について

たくさんのパソコンが並ぶ教室

(好永校長)
全教室にWi-Fiとプロジェクターが入っており、コンピューター室が2部屋、ICT教室が1部屋、40人ずつパソコンに触れながら授業ができる教室があり、情報の教員や情報の免許を取得している教員が8名ほどいます。次年度の生徒からになりますが端末の配布も予定しています。また今も不定期で来られているのですが、次年度からSEの方に常駐いただくことにもなっています。

SE(システムエンジニア)
日本において情報システム関連の業務に従事する者を指す用語。

Wikipedia

(小守教頭)
教員は全員、パソコンとタブレットを両方持っており、今年度の途中から「ICTを活用した授業」にチャレンジいただいており、最初はぞれぞれ悩んでいたのですが、お互いに情報共有や公開授業を行い、互いの授業の良い部分を真似しながら議論を深めて皆さん使いこなしてくれています。今後のチャレンジとしては、次年度の4月から生徒たちが持った状態で、どう双方向の授業をより向上させられていくかになります。

(唐﨑部長)
スタディサプリなども導入しており、それらを活用しながらコロナでの休校期間を乗り切ってきましたが、より充実した教育を生徒たちへ提供できるよう、日々教員も勉強や研修を重ねています。




グローバル教育について

グローバル商大コース

(小守教頭)
教員もグローバル教育についてどんどん仕掛けていきたい思いから、本校教員の授業を姉妹校(大阪緑涼・大阪商大堺)の先生方にも見ていただく研究授業を今年度行いました。実際の授業では、2年次にオーラルコミュニケーション授業があり、1クラス30名ほどの定員を3分割し、ネイティブ講師と1対10くらいの授業を展開し、発話する機会をずっと昔から行っています。3年生になると実用英語といういわゆる英会話を週4で設けています。将来の夢についてなど、テーマを設けてスピーチして評価することをずっと心がけて行っています。あと、中間期末間でインタビューテストも行っています。

<インタビューテスト>
ALT(外国語指導助手)に生徒が上手に質問をして、話を引き出すテスト。

hatenablog

(好永校長)
あとイベントになりますが、ヒルトンニセコビレッジで現地の英語スタッフとの交流や、文理進学コースでは進学系コースだからこそ、ブリティッシュヒルズでリアルな英語漬けの内容で組まれています。ちなみにデザイン美術コースはまた違って、ベネッセアートサイト直島へ向かいます。

(小守教頭)コースによって修学旅行先が違うのは校長の発案でして、コースごとの特徴を最大限生かせる修学旅行にしていこうと展開しています。この点は特に今の1年生から顕著に現れるかなと思います。


<英検について>

(唐﨑部長)
英語検定は、グローバル商大コースの資格取得の対象になっています。ただ本校としては「勝手に受けなさい」ではなく、やはり受けさせる分、授業自体で対策をしっかり取って、2級を最終的に取るまで頑張りましょうと行っています。文理進学コースもほぼ全員が準2級・2級を取得しています。



資格取得について

資格に強いと嬉しいね!

(小守教頭)
大学受験の際の調査書にハンコを渡すのですが、その際に資格がない生徒はほとんどいないです。頑張っている生徒だと複数の資格全てで最上級を取得している生徒もいます。

(唐﨑部長)
資格取得については、デザイン美術コースでも英検にチャレンジしたり、スポーツ専修コースでも簿記検定にチャレンジしたり、専門的な分野だけでなく多方面の可能性、いわば「生きる力」を身につけてもらえるよう促しています。

(好永校長)
あと条件付きにはなりますが、普通自動車第一種運転免許の取得も隣接する自動車教習所で格安で受けることができます。色々な考えがあるかと思いますが、本校ではこれも一つの資格と位置付けています。

毎年本コースの90%近い生徒が受講しています。



生徒たちの進路について

(小守教頭)
進路全般に言えるのは、生徒たち自身がどこに行きたいか、個人の思いを本校では重要視しています。偏差値にこだわらず、生徒自身が進学した先で学びたいことがあるなら、その夢を叶えるため徹底的に応援することを大切にしています。

(唐﨑部長)
あと、本校に入学されて間もない時は、まだ将来何をしたいか分からない生徒ももちろんいますので、1年生の時から職業感を身につけてもらうためのイベントを行っていたり、高校3年間で将来の目標が見つけられるよう進路教育もしているのも特徴かなと思います。



読者の皆さまへ

(好永校長)
今後も地域で信頼される学校でありたいと考えています。そのためには、現代の予測が難しい時代の中でも、主体的に生きていける生徒を育てたいというのが大きな目標です。知識だけにならず、自分の力で情報を収集し、判断し、行動へ移せる、アウトプットができる生徒を育てていきたいと思います。ぜひ機会があれば、本校のいろいろな活動や入試説明会、オープンスクールなどへお越しいただき、実際に肌で本校の魅力を感じていただければと思います。皆様にお会いできる日を楽しみにしております。




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