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「PDCAで成功するまでやろう」奈加さんのポジティブ思考がもたらす幸せ

今回取材させていただいたのは、中学1年生からKEC志学館ゼミナール(集団指導)に入塾。そして高校進学と同時にKEC個別(個別指導)へ移籍をし計6年もの間、KECで学び続けてくれた奈加 稜生(なか りょうせい)さん。この春からKECで学生講師としてもデビューされる予定の奈加さんですが、実は元々、勉強する習慣が全くなかったのだそうです。そんな彼はどのようにして関西大学合格に至ったのか?お話を伺う中で見えてきたのは「変われる強さ」と「ポジティブ思考」でした。


<取材協力>
取材地:KEC志学館個別 高田市駅教室

● 奈加 稜生さん(TOP画像:中央)

・中1でKEC志学館ゼミナールに入塾
・高1からKEC志学館個別へ移籍
・これから講師として活動予定
・国語が得意でポジティブ思考

◆ 岡田 あかり さん(TOP画像:右)

・KEC個別の講師
・奈加さんの国語担当講師
・奈加さんの先輩講師として研修も担う


テーマ1:学習習慣の大切さ


ー 入塾のきっかけは?

●奈加さん
僕は小学生の時、勉強を一切せず友達と遊んでばかりでした。勉強といえば学校の授業と宿題のみで、それ以外は皆無だったんです。ですが中学生になると「内申点(※1)」が入り、毎回の定期テストが大切になることは知っていて、勉強をするための場所や環境が必要と考え、塾を探し始めました。交通の利便性や、先輩たちもKECに通塾している人が多かったということもあり、KECを選びました。

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ー 環境を整える必要があると判断できたのはなぜですか?

●奈加さん
行動はしないけど危機感だけ持つタイプだったんです(笑)勉強しないとマズイという危機感だけ実はずっとありました。家で勉強をしない習慣が染み付いていたので、家以外で勉強をする環境を整える必要があると考えました。

◆岡田さん
「あるある」ですね(笑)勉強の必要性は理解しているけど「習慣」ができていないので、宿題を提出ギリギリでやってしまう子たちなど、結構当てはまる子はいると思います。奈加さんは心配性な面がありましたが、それを前向きに持っていく、プラスに捉えて頑張ろうと動けたことが凄いところです。自分の弱点もよく分析していました。

ー 実際、KECに入塾していかがでしたか?

●奈加さん
入塾する前は、家と学校の往復だけでしたが、KECに入塾したことで「第3の居場所」ができたと思っていました。友人も多く通っていましたし、KECならではのアットホームな空気感もあって、すんなり生活の一部として馴染むことが出来ました。本当に家で勉強する習慣がなかったので、塾という「勉強をする場所」ができ、自習室もフル活用して、勉強を進めることができたのは良かったです。

ー 中学生の段階で場所ができたからといって、すぐ勉強習慣を身につけられるものなのでしょうか?

◆岡田さん
基本的には環境があるからといって、すぐ勉強に集中できるかというと難しいと思います。特に最初は「習慣付け」が中々できない子もいますので、いきなり家と塾とのメリハリをつけられる子は正直少ないです。

ー だからこそ、習慣を身につけるコーチとして塾講師がいるのですね。奈加さんが逆に凄い。

先輩から講師研修を受ける奈加さん

●奈加さん
もちろん先生のサポートのお陰もありますし、塾ではとことん勉強すると覚悟を決めていたのが良かったのかもしれません。また自分が「怠け者」だという自覚があったので、怠けてしまったとしても最低限のことは「必ずやる」ためのマイルールを決めていました。例えば「最低でも単語帳1ページはどんな時でもやる」などです。そうすることで調子がでない場合でも「最低ラインは守った」と自分に悲観することもないですし、やってみたら「調子が出てきた」となれば、決めた以上のことを延長してやればモチベーションも比例して上げることができていました。



テーマ2:ポジティブ思考/まわりの幸せを考えた行動


ー 当時、中学生ですよね?すでに成功する人の考え方をされている・・・挫折や辛かったことはありますか?

●奈加さん
挫折は・・・思い当たらないですね。挫折と捉えていないのかもしれません(笑) でも受験期に、通っていた教室とは別の教室で選抜コースが開設されることを知り、先生から推薦してもらって通い始めた時が辛かったのは覚えています。自教室ではそれなりに上位の成績だったので、このまま進んでいけば高校受験も楽勝だなと思っていたのですが、いざ選抜コースに入ると周りの子たちのレベルが高く、自分がまだまだ未熟なことを痛感し落ち込みました。ですが、そこで本気スイッチが入ったことも間違いないです。ハイレベルなライバルや環境の中で必死にやれば絶対伸びると考え、疎かにしがちだった苦手教科に対して選抜コースの中で向き合えるようになりました。選抜コースに入ってなかったら自分の受験はもっと苦しいものになっていたと思っています。

ー「できない」から「失敗」ではなく、「じゃあ何をすればできるか」と考え、PDCA(※2)を回されていたんですね。

<※2 PDCAサイクル>
「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の頭文字をとって名付けられた業務改善に関するKECで大切にしているフレームワーク

◆岡田さん
確かに奈加さんは、テストの結果が振るわなかったとしても「次へ向けて動こう」と立ち直りの早い印象があります。復習はしっかりするのですが、結果を引きずらず切り替えができていました。

ー なぜそのように切り替えられるのですか?

●奈加さん
勉強は成果がはっきり出るので、自分だけでなく周りの仲間や先生にも成果が伝わりやすいですよね? 成果をどんどん出していけば、ゼミでも個別でも、とことん褒めてもらえて自分も嬉しいですし、日々サポートしてくれる先生も楽しい時間が増えるわけなので、成果が出た時には人一倍に喜び、周りからもポジティブに思われるように行動はしていました。そう行動を続けていたら、いつの間にか周りからポジティブなキャラクターで認識され、自分もよりポジティブ思考を強められるようになりました。

ー 自分だけでなく、他者の幸せも考えた行動が、結果的に奈加さんの力になっていた訳ですね。ゼミと個別、両方をご経験されていますが何か違いはありましたか?

●奈加さん
ゼミも個別も、アットホームな雰囲気は変わりませんでした。個別指導だと担当講師がつくのですが、講師の皆さんとの距離感も近く、堅苦しくなく話しやすい雰囲気で嬉しかったです。KECはお互いに話し合いながら分からない部分を理解へ導こうとしてくれるので、良い意味で塾感がないところがポイントだと思います。

◆岡田さん
奈加さんは「友達作り」が非常に上手いです。聞くところによると学校のクラスでも中心的なグループにいるそうで、それは塾でも同じく、どこの環境であっても上手く仲間の輪を作ってくれていたのだと思います。

ー まさに八訓(※以下リンク)を体現されていますね。 

ーKECの講師になろうと思ったのはなぜですか?

●奈加さん
単純に通い慣れている点もありますが、実は両親ともに教師をしており「教員免許を取っておくべき」と勧められたこともあって在学中に取得する計画です。個別指導での講師経験は教員免許取得に必ず生きていくと考え、講師になることを選びました。

ー これから担当する生徒さんに、何を伝えていきたいですか?

●奈加さん
自分の生徒時代の経験を伝えていきたいです。KECに通塾していなかったら、勉強の習慣も身につけられていませんでしたし、関西大学にも合格はできていませんでした。そして僕は元々ポジティブな方でしたが、KECでポジティブ思考をより強くしてもらいました。なので辛かった経験は少ない方ですが、だからこそ辛さを感じてしまう生徒がいたら「こんな考え方があるよ」って教えてあげたいと思っています。

ー 今後、奈加さんがどのように生徒を支えていくのか楽しみです!ぜひゼミや個別の垣根を超えて活躍してください!

講師として初の白衣着用



取材まとめ

取材の中で、勉強を全くしてこなかった奈加さんが変われた理由は「行動」していることだと気がつきました。そして「上手くいくまでやろう」とPDCAを回し、失敗もあくまで成功するためのプロセスとして捉えるポジティブさ。さらに自分だけでなく、周りの人にも幸せを振りまこうとする姿勢、それによって繋がっていく友達や仲間の輪。こういった好循環を自ら作り出していたからこそ、自分の目標へ進んでいけたのだとお話を伺いながら感じました。皆さんも「変わる」ことを恐れず、色々なことを吸収しながら成長していってください!



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