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あなたの可能性が見つかる!高大連携で充実した学校環境 〜大阪学院大学高等学校 編

大阪府吹田市岸部南にある私立高等学校で、高校大学7年一貫教育を打ち出している大阪学院大学高等学校。生徒たちが生きる力を身につけ、一人ひとりが夢をより大きく広げていくための高大連携教育で、どのような未来図を描いているのでしょうか。

学校情報

大阪府吹田市岸部南2丁目6−1
■JR京都線「岸辺駅」から徒歩2分
■阪急京都線「正雀駅」から徒歩7分

<公式サイト>
https://www.ogu-h.ed.jp/index.html

副校長インタビュー

副校長 川端 則行 先生

本校は「明朗・努力・誠実」の校訓のもと、「視野の広い実践的な人材の育成」を目的としています。また高校だけでなく、大学、短大、専門学校も併設しており、一貫教育を受けた生徒は大学等の手厚い就職サポートを受けることで就職率も非常に高く、評価をいただいています。高等学校は、広大な敷地の中、穏やかな雰囲気で3年間を過ごしていただけると思います。2020年に校舎の移転を行い、より生徒たちの知的好奇心をくすぐる空間・施設が充実していますし、大学の施設が使える点も本校の大きな特長です。クラブ活動も盛んに行われており、生徒の7割程度が何らかのクラブに所属しています。受験勉強に集中している生徒もいますし、自分のやりたいことに一生懸命チャレンジしている生徒もいて、それらを学校全体でサポートしています。

総合スポーツフィールド

今、社会は大きな変革期を迎えています。その中では単に知識の習得のみを目的とするのではなく、土台となる基礎学力とともに、探究活動などを通して「表現力」「課題解決能力」「傾聴力」を身につけることが重要です。またクラブ活動や多くのイベントから縦と横の関係を学んで、総合的な「人間力」を高めてほしいと考えています。社会へ羽ばたくときに多くの方々から「この人と働きたい」と思ってもらえる人財になってほしい。本校で自分の可能性を切り開いてもらいたいです。

生徒たちの有意義な高校生活のため、教員同士でもコミュニケーションを大切にしています。例えば職員室ですと、通常なら学年ごとに机を固めたりするのですが、本校ではわざとジグザクにし、まっすぐ歩けない配置をとっています。それにより学年ごとで固まらず、教科ごとや他学年の交流が生まれやすくなります。あとは例えば遅刻しそうな生徒がいたとしても「怒る」のではなく「もう少し早く動こうか」と笑顔で出迎えつつ、上手く提案をしたり、教員から生徒たちに元気に挨拶をしたりと、教員側が当たり前のことを徹底することで、生徒たちの良い状態を作っていこうと教員の皆さんには話をしています。

とっても綺麗でおしゃれな食堂がある!

それもあって本校の職員は皆、仲が良く、職場の雰囲気としても良いと感じています。学校のイベントごとでは職員も一緒に盛り上がり、生徒たちと一緒に楽しんで作り上げていて、最近では修学旅行も、職員だけでなく生徒たちと一緒に考えながら行っていたりします。そして生徒たちにとって、もちろん最初は担任の方が窓口になることが多いですが、進路のこと、クラブ活動のこと、授業のこと、友達とのこと、どんなことでも担任だけでなく、誰でも相談しやすい環境や空気感を意識しましょうと全員で協力をしています。誰かがキャッチした情報は職員間でしっかり共有しあってくれており、そういった積み重ねから、職員と生徒たちとの近すぎず遠すぎず、すごく良い距離感を作れている、面倒見の良いファミリー的な部分が強いように感じています。



ICT教育についてインタビュー

数学科&ICT/探究学習担当 富原 雅則 先生

校舎を移転した4年前、1年生からiPadを配布してICT教育を加速させました。導入に関しては学校全体でiPadに統一しており、外部の業者からレンタルする形をとっています。レンタルの方が、故障した際もすぐ端末の交換が可能で、万が一のことを考えると便利です。活用としては、本校ではiPad導入前から「スタディサプリ」を使っており、今も継続しています。進捗管理が細かくできるため、宿題状況や実力テストを管理し、テスト後の学び直しでは生徒それぞれの苦手ポイントを担任の先生から配信しています。もう一つは「Googleクラスルーム」を使用しており、担任からの連絡や各教科からの連絡、課題の期日管理などに使用しています。コロナ禍では「GoogleMeet」を使用してオンライン授業にも取り組んでいました。

iPadを使用する様子

また、それぞれのツールは生徒たちに「使わせる」というより「自分で活用する」仕掛けを作ることを心がけています。スタディサプリの配信は「見ておきなさい」ではなく、そこからテストに出題するようにしています。また、クラスルームの連絡事項や提出期限も、生徒たちが自然と見る仕組みを工夫しています。これまでは終礼時に連絡事項を口頭で伝える場面も多かったですが、ICTを使って生徒たちが自分で何度も確認できるのも大きな利点だと感じています。

私は総合的な探究の時間を3学年統括しており、1年生では企業からの課題に取り組む探究活動(クエストエデュケーション)を行っています。毎年全国大会も開催されており、昨年度の大会では部門でトップの企業賞を獲得するチームが出ました。この結果にはGoolgeスライドを使用したプレゼンを日頃から行っていることが活きていると感じています。iPadを導入したことで「調べ学習」が進み、多くの良い事例もでています。1年生から3年生に上がる中で、プレゼンの資料作りもどんどん上達していくので、生徒たちは自信をつけていると感じています。

生徒たちに求めたいことは、学校内だけでなく、探究活動を通じて社会と繋がりを持ち、実社会への関心を強め、社会で必要な基礎力を積極的に身につけようとする姿勢です。そして何事にも前向きな姿勢や独創的な考え方、「探究心」や「表現力」を仲間と「協働」しながら身につけてほしいと思います。



グローバル教育についてインタビュー

英語科 松木龍太 先生(取材時に、カナダへ短期海外語学研修中でした)

本校には国際コースがあり、丁度今カナダに来ていまして、約2週間の短期海外語学研修留学を行っています。本校の留学は一ヶ月程度のの中期、約10ヶ月の長期があります。生徒たちは海外に行くことを前提に入学していますので、受験に対してというよりは、世界基準のアウトプットができることを意識しながらグローバル教育を進めています。日本の英語教育やプレゼンのあり方というのはまだまだ世界と比較して弱い所が多いように感じています。だからこそ、本校では実践的な英語の授業と、グループワークを通して「考え・まとめ・伝える力」を身につけ、同時に語学だけでなく社会問題など身の回りにある課題に関心を持ち、積極的に行動に移すことで多様な視点から物事を考える国際感覚を育ませていきたいと考えています。

国際コースでは、できる限り「生徒の好きなこと」をやらせてあげたいと考えています。「好きなこと」というのは、生徒たちの目的意識の部分になります。国際コースの生徒たちは、入学したらまず「1年の留学行く?」「行かない?」から始まり、4月には説明会もあります。1年の留学に行きたい生徒も、行きたくない生徒も、どちらも自分の目的意識ですから「自由にやってみよう」のスタンスで向き合っています。

個々の特徴、好きなことも様々な生徒たちがいますが、これまでの例ですと、消防士になる夢を持つ生徒がいたのですが、吹田市の消防本部と連携し、社会実証を生徒主体で行っていました。例えば救急車の不正利用についての問題定義だったりですが、日本語ではもちろん、英語でもポスターを作ったり、関連するコミュニティに発信を行ったり、学校を飛び出して主体的に動いていたことが非常に印象的でした。他にもそういった例があるのですが、本校としては、我々教員主導で動くのではなく、生徒が主体的に動き、教員を巻き込んでいくような、そういった世界基準の力、アウトプットする力を育んでいきたいと考えています。

チャレンジ空間 FLS(Flexible Learning Space)



取材まとめ

『視野の広い実践的な人材の育成』を理念として、将来、高度な専門分野へ導くために、高校時代に身につけておかなければならない「現代社会に必要な基礎学力の習得」に主眼をおいた教育を行うとともに、人格の基礎をつくるしつけと情操教育に加え、一人ひとりの個性や能力を尊重した教育を目指す大阪学院大学高等学校はいかがでしたでしょうか? 記事を読んで、ますますご興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

大阪学院大学高等学校 公式サイト

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