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JohnせんせいとSDGsについてかんがえよう!

数年前から様々な場所でよく耳にするようになった「SDGs」
読者のみなさんはこれが何か知っていますか?

SDGsとは、2015年に国際連合サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に定められた17の目標がSDGs(持続可能な開発目標)です。

つまり、世界中のすべての人が取り残されずに、安全・安心な人間らしい暮らしができること、そして地球に住み続けられるよう環境問題も解決・改善することを目指しています。

今回は Johnせんせいと一緒に、SDGsが掲げる目標その5「ジェンダー平等を実現しよう」について考えてみましょう!



LGBTQ +について①
 〜自分の「ふつう」が変わる時〜


最近、外食続きで体重の増え方にアセアセしているJohnです。

I hope everyone is enjoying the brisk weather!


今回から少し趣向を変えて、アメリカ・カナダ・イタリア・フランス・日本に住んだことがあるボクが海外目線で毎回SDGsの話をしてみようと思う。

これを読んでくれている生徒さん、保護者様にもし思うところがあったり、意見があればぜひ読者アンケートで送ってほしい。

そういう「対話」が今の日本には必要だと思うから。




少し昔話をしよう。

2004年8月、高校を卒業したボクは、アメリカの音楽大学に入学した。

授業初日、これから4年間苦楽をともにするクラスメイトたちと出会いワクワクに満ちた日々がスタートした。

初日、およそ80名ほどいる一年生は一通りの授業が終わり、全員参加の入学祝いパーティに出席するため、レストランへ向かっていた。

ボクはクラスで一緒だった女性2人、男性3人と話しながらお店へ。



会話は「なぜこの大学に入学したか」という話題になり、女性の一人「Katherine」(キャサリン)が

「私のガールフレンドがこの大学でヴァイオリニストをやってるから」

と答えた。

ボクは思わず「あ、ボーイフレンドがヴァイオリニストなの?」と聞き返してしまったのだが、それに対してKatherineはニコニコしながら「いいえ、ガールフレンドよ。私ゲイなの。」と返してきた。



ボクはすごい顔をしていたのだろう。

他のクラスメイトはクスクス笑いながら「なんでそんなにおどろいているの?」とからかう。

ボクが初めて「本物」に出会った瞬間だった。



当時の自分はかなり混乱していたと思う。

「ゲイ=男性」「レズビアン=女性」だと思っていたのに女性が「ゲイ」だと言ったこと。

あんなにオープンに彼女が「ゲイ」だと言ったこと。

それにおどろいていたのが自分だけだったということ。

そして女性が女性を好きになることが「変」だと思ったこと。



人は多かれ少なかれ「自分の経験」=「ふつう」「当たり前」と思っている。

そして、自分の「ふつう」からズレたことに対して「不安」や「怒り」を感じる。

ボクもそうだった。

女性が女性を好きになることが理解できず、不安になり、「それは変だ」と思うことで自分の「ふつう」を守ろうとしたのだ。

いい経験だったと、今ならわかる。




あれから18年。

ボクの「ふつう」はすっかり変わった。

今のボクにはLGBTQ+とされる友達がたくさんいて、「変」と感じていたそれはもうどこにもない。

ちなみに、これをきっかけにボクはKatherineと友達になった。

彼女のガールフレンド Sarah(サラ)との結婚式に呼んでくれたり、たまにFacetimeで話したりと、今でも仲が良い。

「ふつう」をアップデートしつづけること。

それが社会の「多様性」につながるのかもしれない。



LGBTQ+とは?

・Lesbian(レズビアン)
=女性が好きな女性
・Gay(ゲイ)
=男性が好きな男性
・Bisexual(バイセクシュアル)
=性別を問わず好きになる人
・Transgender(トランスジェンダー)
=生まれながらに持つ性と自分が思う性が異なる人
・Questioning/Queer(クエスチョニング/クィア)
=自分の性について決まっていない人や決めたくない人、分からない人
またはそれ以外の人
・+(プラス)
=性はとても多様であり、これらの他にもたくさんの性のあり方があることから、包括的な意味を持たせるためにつけられたもの

SDGsが掲げる目標その5
「ジェンダー平等を実現しよう」とは?


たとえば、「男の子」だから泣いちゃダメ、 「女の子」だから料理が出来ないといけないなど、なんとなく性別のイメージで物事を決めつけたことはありませんか?

このように、社会的・文化的な意味から男女の性別をとらえることを、「ジェンダー」といいます。

SDGsの目標5では、ジェンダーによる差別をなくし、誰もが平等な機会を得て、自分の能力を発揮できる社会を作ることを目指しています。





CHATTY CHALLENGE!!
「めいろで英語!?」


こんにちは!
CHATTYのおおいしです!

今回のCHATTYからのチャレンジは、『めいろで英語』です。

めいろを正しい道順で進んで、途中にあるアルファベットを順番にならべるとある英語の文ができあがります。

まちがった道にあるアルファベットをつなぐと、正しく文ができあがらないから注意深くやってみてくださいね!


どんな文章ができあがったかな?



答えは下部へ!スクロールして確認してね😄

CHATTYについてもっと知りたい方はコチラ


答え:HAVE A HAPPY HOLIDAYS(楽しいお休みをすごしてください!)
 ※青い文字を順番にたどってね


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