立命館大学BBPのイベントに登壇したら、学生さんたちが素晴らしかった
先月、ご縁があって、立命館大学 Beyond Borders Plaza (BBP) でイベントを開催していただきました。
BBP は、立命館大学の3キャンパスが運営する、国際交流や言語学習サポートのためのグローバルコモンズ。そのBBPでアドバイザーとして、留学を目指す学生の英語学習や留学生の日本語学習などについて相談を受ける庄子萌先生にお声がけいただき、午後の1コマをお借りしました。「3限」「4限」みたいな時間の呼び方、新鮮です。笑
イベントは「自分のやる気を見つける」というテーマで、前半は言語コーチングの紹介、後半は Kamiya English Coaching の体験セッションの一部をデモとして見てもらうことになりました。企画、広報、設営、リハーサルなど、庄子先生と事務局のみなさんがテキパキ動いてくださり、気持ちよく準備が進みました。
当日は、会場とオンラインのハイブリッド形式で、学部生、院生、留学生、学生スタッフ、教員など、他キャンパスを含むさまざまな立場の方が集まってくれました。デモは、参加申込みの時点で希望者を募り、実際に英語学習に対して「やる気がでない」と言う学生2名にご協力いただきました。それぞれのデモの後、小グループでディスカッションし、みんなでシェア、という流れです。
まず素晴らしかったのは、相談者を引き受けてくれたお二人。それぞれ、「バイト先で外国人の接客に困っている」「留学のためにIELTSの勉強をしなくちゃいけないのにできない」というお悩みでした。お二人とも、私からの問いかけに正直に答え、行動を変えるアイディアを自ら話してくれました。おかげで、オーディエンスから「はじめて会ったとは思えない」「見ているこっちも楽しかった」と言ってもらえるセッションになりました。
短縮版の公開デモとはいえ、私も相談者も本気のセッションです。リアルな相談だったからこそ、私としては「その後」が気になってしまいます。2日後のバイトはどうだったかな。待ち受け画像の効果は出たかな。後日報告してもらう機会がないのが残念ですが、あのお二人ならきっと一歩を踏み出してくれているだろうと思うようにしています。
そしてディスカッション。私はオンラインのグループを見学させてもらいましたが、みなさん自分の状況や考えを絡めて、率直に、しっかりと意見を述べていました。相談者から学ぼうとする姿勢が感じられ、デモを真剣に聞いてくれていたことが伝わってきてうれしかったです。また、相談者の良いところを次々に挙げ、さらにその気づきを他の人が褒めるという好循環が生まれていました。先輩が後輩を励まし、背中を押すような場面もありました。見学中は平静を装っていましたが、学生たちの自主的な動きとみずみずしい感受性にかなり感動しました。
全体シェアでも、積極的に発言や質問をしていただきました。イベント内で聞けること、答えられることは限られていましたが、それぞれの環境で英語学習が思うように進まないもどかしさを共有してもらい、とても勉強になりました。できることならお一人お一人とじっくりお話したいところです。
終了後にはアンケートを実施していただき、今後の励みになるお言葉をたくさんもらいました。記念に少しだけ載せておきます。
立命館大学のみなさん、ありがとうございました!
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