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私の教育観

なんとなく当たり前のこと。と考えてましたが、人それぞれ教育観は違うものです。感覚的によいと思ってやっている事や、人を見て、これは違うなと思って行動を変えたことなどをまとめてみました。

規則正しく生活して勉強は習慣にする

早めに寝ること。食事の前はジュースなど飲まず、ご飯はしっかり食べること。これを基本としてましたが、周りには、夕方6時台にジュース飲ませたり、土日のお昼直前にアイス食べさせるという人もいて、結構ビックリします。

そんなお家の子の方が、背が高かったりすると、なんなんだろ?と葛藤しますが、、これは守らせたいことです。

勉強は、毎日やるもので、逃げられないものと、小さい頃から思ってもらいたく、公文をやらせてました。進みなんかどうだってよく、とにかく勉強習慣をつけることを重視してました。

習慣にご褒美を出すのはおかしいので、もちろん4歳でもご褒美なんかナシです。でも、一緒に通ってたお友達が、毎回公文の帰りにジュースを買うタイプで...ご褒美も夕飯前のジュースもどちらも私の基本方針に反するので、一緒に帰るのは無理だな..と思いながら一緒に帰ると、なんと、ジュース買ってくれちゃう...もう無理だなと、一緒に帰るのをやめました。

子どもも家のことを手伝うべき

ママだって仕事もしてれば、毎日やることに追われるし、ママにも人格はあるし。家族みんなでやった方がよいことは、子どもだろうが率先してやるべきと思ってます。

ただ、家事のメイン人員にしてしまうことや、絶対にやれ!というのは、少し無理があるとも思います。やれない日があったり、洗濯物をどうしても片付ける習慣がつかないこともあると思う。その時は大人がやればいいと思うけど、旦那は割と絶対!を求めます。自分だって役割を全然やれてないこと多いのに...

勉強は自分のために自分でやる

中学受験をすることを決めましたが、4年の夏期講習入塾時に、すでに半年分遅れてるので、個別指導をすすめますと言われたけれど、、

「ついていけないなら、それまでだと思うので、グループでやっていきます。中学は入れるレベルのところに入ればよいし、最低ラインは決めているので、そこにも入れないようなら、公立中学校へ行かせます」と塾の先生に伝えました。

ついていけないのは悔しいと思ってくれるタイプだったようで、必死で宿題をこなしてました。算数と国語は得意だったので、なかなか伸びない理科社会に悩みましたが、覚えなければ成績伸びないのが理社だしなぁ。。。と本人任せに。

習い事の兼ね合いなどを鑑みて宿題の計画を立てる事や、丸つけは時々手伝ってました。

自立や自律に促すのが教育。と思う

自分のことは自分でできるようになる。それが教育のゴールかなと思って赤ちゃんの頃から育ててました。なので保育園のカバンにノートとタオルを入れるのも毎日自分でやらせていたし、学校の準備もそれぞれが自分でやるのが当たり前だと思ってます。

宿題がわからなければ、自分で友達に電話やLINEで聞かせます。自分が把握してこなかったくせに、親が聞いてあげるのは違うと思うので、自分て聞くべきと思います。

宿題のドリルがなくてやれない!コンパスや分度器を忘れて宿題がやれない..など、忘れ物も、自分で学校へ取りに行かせてました。これを、「厳しいね」とか「かわいそう」と言われたことがあります。そうなのかな...?失敗すれば、自分で確認して学校を出るようになってくれるかなと思います。私も忘れ物をして親に学校に取りに行ってもらったことなんてなかったし。

現地集合の嵐

渋渋に入学してから、4月に宿泊研修が中止となり、替わりに校外研修が3日間ありました。2回は、まさかの現地集合でした。どこ??というところ。

今どきのGoogle MAPの地図ではなく、社会の問題のような地図記号だけあらモノクロの地図だけ渡されて。なかなかです。電車を乗り換えなきゃいけないことに気づかず、通り過ぎちゃった子や、電車遅延に遭ってしまった子、集合場所を勘違いしてた子など、色々やらかしたようでした。1度ミスした子は、友達と約束して待ち合わせしたり、ラインでクラスメイトに場所を教えてくれるよう助けを求めたり、グッとクラスが一体になるような計画が緻密にたくさんされていて、本当に良い経験をさせてくれるな。と、思いました。この3日の間でもみんなとても成長していました。

自立心が育ってる

行き方を調べ、時間を計算し、準備してーと、色々自立力を問われ、なかなかよくできていた長男。慌てることもなく、調べ方が分からないものだけ聞いてきました。

ウチは、Googleマップの使い方、行き方の路線の調べ方だけを教えました。

私がやってきたこと、全然厳しくないレベルだったんだな...と、ちょっとホッとしました。親ごさんは、送ってあげるような人も、ほぼいなく、クラスで1人だけだったくらい。乗り換えに失敗して遅刻した子の親ごさんも、「みんなに助けてもらって行けてよかった!」と話していました。みんな「ドキドキしたみたいだけど、途中で知ってる友達に会えたりすると、とても安心したようで、自然に誘い合って友達がぐっと増えた」と言っていて、みんな分かってるな!って感じがして嬉しかったです。

秋の校外研修も噂通り、鎌倉へ現地集合です。びっくりしたのが、研修の班が、6クラスバラバラだったこと。ひとクラスから2人だけいるけれど、他の4人は全員違うクラスの子たち。だから、ほぼみんな自分のクラスからは自分1人です。同じクラスからの2人も、必ず男女。初めて会うメンバーで計画を立てるというのも、社会に出てからはいつもそんな状況ばかりだし、とても役に立つなと感じました。

鎌倉研修の準備も、最初は探り探りだったようですが、けっこう気が合うメンバーで、計画が立てやすい!とワクワクしてるようなので、また感想を聞くのが楽しみです。


心の教育。友達関係。

保育園で、乱暴されて悲しい思いをしても、やり返さないタイプの長男。同じことをするのは悲しいから。と。そのやり場のない気持ちをどうするか?という部分に一緒に迷い、話し合いました。

友達がみんなで放課後に遊ぶ約束をしてても、誘われなくて、少し寂しいけど、そんなに気にしない長男。そのあたりが不思議で、約束してきたら?なんて言ってましたが、全然してこないので、もういいやと諦め、受験に突入。もう遊んでる暇もないし。

そして、受験が終わると、なんと、毎日バンバン約束してくるし、誘われてる。いつからこんなことになってたのか?は謎のままでしたが、、、引き続き小学校の近所友達と遊んだり、一人で気ままにサイクリングしたりしてます。良い意味で自分のペースで人と付き合う長男らしさも、いいのかなぁ。と思っています。

心の教育として、渋渋では、校長講和がだいたい月に1度あります。これがとても面白い話のようで、長男はこの話は珍しくよくしてくれます。これもしっかりシラバスに書かれているカリキュラムの一環。しっかり、必要なことに気づくような話をしてくれています。

整理整頓の話なんかもしてくれて、親としては、とても嬉しいです。そして、感想レポートも必須。びっしり書いていて、色々なことに気づかせてくれる校長先生に、とても感謝しているらしい気持ちも書かれていて、そういう感謝の気持ちが自然に育つのも、素敵だなと思っています。


中学受験ママたちのサポートに役立てる記事をアップしていきます。子どもたちの学びがさまざまなことに派生するよう活動していきます。