2023/11/26 #ヴィジュアル酒場
先日投稿したRoyzさんのカバー作品ですが
コンテンツ自体、そしてこの1つ前の解説記事についても
好評を頂きました。ありがとうございます。
ボカロV系カバー祭2023秋 / Royz「THE BEGINNING」制作秘話
https://note.com/ke_nya_p/n/n8e31f3d5da68
今回の記事は翌日に出演した #ヴィジュアル酒場 出演についてです。
実にV系まみれの週末でした。
■出演経緯
11月上旬。
私のDJレビューの場となり、先日実はレギュラーメンバーとして
お誘いを頂いた「厨二病ナイト」のオーガナイザー、綾瀬凜さんより
ふと入ったLINE。
"けんやくんにぴったりのイベントがあるよ、出てみませんか?"
デカバー超にて不定期に開催されるイベント、ヴィジュアル酒場。
V系カバーLive × V系DJ による容赦なきV系イベント。
![](https://assets.st-note.com/img/1701268088841-zrVlpqyiz9.jpg?width=800)
まだDJ3回目の若輩者であり、11月は非常にタイトなスケジュールだったため、1日だけお時間を頂きました。
しかし、こんなに熱いオファーを断る理由もなく。
スキル向上も目指すべく、引き受けさせて頂きました。
■準備
メニューの方は後程記述しますが、実はもうひとつ大きな試み。
セルフメイクにチャレンジしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701268112639-wrNdXzVCXL.jpg?width=800)
出演頻度が増えてきたことと、また改めて記事にしますが
大阪の遠征の機会があったもので…良い機会にメイクの練習を始めました。
まだ下手だし、出演後はボロボロに崩れてしまいましたが^^;
アイプチ、つけまつげ、ダブルラインはまだ自分では技術不足。
今度はお願いする予定なので、事細かく聞いてこようっと。
■セットリスト
以下メニューにてお届けしました。
1曲目から、イベントに遊びに来られてた私を知らないお客様が
DJブースの前で楽しく歌ってくれて、とっても嬉しかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1701268278730-QDm0wzkyIn.jpg?width=800)
ボカロメドレーも、ちょっと改良を加えてお届けしました。
笑いと歓声に包まれていて、作った甲斐がありました。
■反省点
バンドマン→ボカロP の経験を経てDJデビューしたのですが
勝手ながら以下のコンセプトが自分の中にありました。
・その場にふさわしいセトリを組む
・ボカロPとして自作のコンテンツを用意する
ですが、これは私の勝手なコンセプトであり。
綾瀬さんやはっしんさんから以下のアドバイスを頂きました。
「DJは曲被りしないのが掟」
「時間に応じて、伸縮自在にセトリを組むようにすべし」
昔、ライブハウスにセッションで出ていた時
一例としてSadieの迷彩という楽曲が定番曲でしたが
10バンド出演するとして、うち5バンドが同曲を演奏するような光景を見てきました。
またイベントの趣旨に併せて楽曲をチョイスして、
それを自作カバーして持っていくことが、バンドマン・ボカロP出身の演者としての矜持である、と勝手に決めつけていました。
が、それはあくまでも別の畑であって。
数日間、頂いたアドバイスを持ち帰って色々と考えました。
(ちなみに怒られたりしてないです^^;)
あくまでも立つ場所は、ライブハウスでなくお酒の場であって。
お客様が楽しく飲む空間のBGMであるのだから、そりゃ同じ曲かかるより
沢山の曲聴けた方が良いですよね。
あと、イベントにあわせてカバーを作る、ということも
考え方によっては傲慢なんだろうな。と。
例えば朝ドラ特集イベントがあったとして
歴代朝ドラをボカロで全メドレー作ってきました!と意気込むじゃないですか。
(架空の話です。無理ですw)
誘ってもらったイベントを盛り上げよう、という意気込みの表れに見えつつも
「〇〇さんの誕生日、参加しますね!ただバースデーケーキのいちごは全部私が頂きますね♪」と明言しているようなもので。
※実は1曲カバーで作りましたが、諸々勘案し次回流すことにしました。
主催側の方々はOKしてくださりましたが、自分の考えも浅かったので…
またライブハウスでの出演時も、多少は曲カットも視野に入れますが
自分できっかり出演時間枠に曲数を収めていれば問題ないと思ってましたが
減らすだけでなく、伸ばす場合はどうする?と。
DJの方からすると笑われる話ですが、今後の戒めのために残しておきます。
実はセトリ候補曲以外をほぼほぼUSBに入れておらず
臨機応変な調整が難しい状況でした。これは非常に由々しき状況で。
もし私が今後、全くのアウェーイベントに出演する機会に恵まれたら
この有様だと問題児になってしまいます。
予備USBに同じコンテンツをコピーすれば、良い、という話でなく
根本的な点で、見直しが必要でした。
後半の自作曲メドレーも、お客様の青春を彩っているわけでもない私の曲を
延々と流しても、クールダウン以外のインパクトはまだ期待できないし
ボカロカバーメドレーも、私の所有物でない曲をこうやって連打することは
美味しいとこ独占、にしかなりません。
ロマンスの爆上がりは、たった3回の出演ながら感激するほど嬉しいけど。
(今回も超~盛り上がりました)
次回は12/22(金)に厨二病ナイトでの出演を控えておりますが、
さすがに4回目は、もう初心者マークは捨てるべきでしょう。
DJとしての自分を見直す良い機会になりました。
(何度も恐縮ですが、怒られているようなことはありません)
次回以降は
・イベントのテーマに縛られない選曲を柔軟に何パターンも考える
・自作コンテンツをかけるなら程良いタイミング・塩梅で
・同じ曲を何度も流さない
新たに数曲ボカロカバーは作りつつも、あくまでも膨大な選曲リストの1つとして
その場の状況や空気感に応じて、繰り出せればと思います。
(好評を頂くこともあり、とても嬉しいです。ありがとうございます…😢)
まだたった3回の出演ですが、DJというスタイルの奥深さを学べました。
日常世界もですが、お酒の席では特に、人の顔を立たせることが求められます。
私もお客様や、共演者の方にもっと寄り添い、楽しい時間に華を添えられるよう、この活動も頑張っていきます。
最後に。
来てくださった方、そして初対面の方からお酒をご馳走になりました。
ちょっと涙しながら頂きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701268370681-WDS1Evryw1.jpg?width=800)
人が自分のために時間やお金を使ってくださること、当たり前ではなく
奇跡だということを肝に銘じ、これからも精進します。
共演者の方々、私の出演時に楽しんでくださった方々、
フライヤーを貰ってくださった方々、お酒をおごってくださった方々へ。
本当にありがとうございました。
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