見出し画像

2/6 愛あればこそ

夜行バスで東京いって一日歩き回って夜行バスで神戸にかえってきていや案外元気じゃねえか私もまだまだ若いなー!と思ってたら勤務中頭痛がひどい。私は知っている、この頭痛が寝不足や疲労からきていることを。早急に家帰って寝たい。でも明日から新弾始まるから這ってでもプリチャンいかないと…らぁら&ゆいチャンネル全然できてないんだよぉ。とりあえず仮眠とって頭痛おさまってからゲーセンいこうと思ってたらそのまま寝続けて2月6日が終わってた。そういう1日でした。

日記終わり。

2月5日は「ベルサイユのばら45」を観にいってました。愛する贔屓が愛した役で再び舞台に立つというので、さらに大好きなコンビが退団以来はじめて同じ舞台に立つというので、これを見逃しては生きている意味がないと思い社会的信用を投げつけて東京国際フォーラムへきた。結果、生きててよかった。生きる意味を知る公演だった、大げさじゃなく本当に。

しかしベルサイユのばら、すごい作品だなぁ。45年前に演じた役を今も演じ続けられるってすごくないですか。御贔屓様が45年後にオスカルをやってる可能性だってあるわけだ。すごいぞ。改めてこの作品の偉大さと、本公演でオスカルをやったことの貴重さを噛み締めた。

4年半ぶりにみる御贔屓様のオスカルは、御贔屓様だった。鬘も衣装も当時のものかな?階段の端っこにシルエットがみえた瞬間、息をのんだ。スポットライトが当たって、ほっとした。そこにいたのは私の記憶の中のオスカル様じゃなくて、お化粧ナチュラルでお肌ぺかぺかでキラキラ光る御贔屓様の姿だったから。緊張しいだからな、大丈夫かな~と思ったけど声が贔屓比で伸び伸びとしていて安心した(親か?)役に取りつかれるわけでも没入するわけでもなく、そっと寄り添うような歌唱だった。きれいでかわいかったな。

この公演には私の大好きなコンビ、テルキタという同期コンビが出演していて、この公演だけ共演する日程になっていた。在団中はニコイチだったお二人だけど、退団してから4年間インスタにすら登場することもなく、オタクは飢えていた。オタクは、飢えていた。稽古で一緒になった二人が並んで撮った写真をインスタにあげたときは祭りになったしツーショ記念日に制定した。たかだかツーショ1枚でガチで涙を流すオタク。で、この公演でも二人が同じ場面に立って一緒に歌ったりしゃべったり踊ったり演技したりっていうことは一切なかったんだけど、フィナーレで全出演者が並ぶとき当然ながら二人は同じ空間にいた。双眼鏡を覗き込むと、同じフレーム内にお二人の姿がある。これだけで涙が溢れて止まらない。前後列でわかれていていて、御贔屓様のななめ後ろに同期さんがいるという風景。在団中よくみた風景。懐かしさでいっぱいになって涙が止まらない。前後列が入れ替わるときに御贔屓様が後ろを振り向く。きっとこのとき二人は目があっている。もし合っていなくても、こちらから確認できる限り、同期さんは贔屓さんをみていた(ような気がする)という事実。ありがとうありがとう、これだけで私はあと10年は生きられます。列移動のとき贔屓ちゃんを見送るように視線をやる同期さんをみてダムが決壊したみたいに泣いた。泣きすぎ。正直はたからみたら何も起こってないようなもんだと思うんですけど、私にはすべての瞬間が尊く、大切で大切でしょうがない。カテコで御贔屓様が話を振られて、かわいこぶってコロコロした声色で緊張してお話をする。それを微笑んで聞く同期さん。ああ、人生!!!!!生きててよかった!!!!!!御贔屓様の健気な挨拶!!あんまり頭がよくなくて言葉がでてこないから家で何いうかちゃんと考えてきてセリフをいうみたいに完璧に話そうとする、御贔屓様の愛らしい挨拶!!!緊張のあまりちょっとトチってつっこまれるところもご愛敬!!!愛らしさ100万点!!!!その様子をみつめる同期さん!!!愛!!!愛です。愛しかなかったね。同期さんいつも御贔屓様をやさしく大きく見守ってくれてありがとう。御贔屓様かわいいね。かわいいね。あ~あなんかこんな風景、もう二度とみることがないと思ってた。もう二度とみることがないだろうから網膜に焼き付けようと流れる涙をそのままに双眼鏡にかじりついてみた2月15日の風景、それに近いものが今こうしてみられている。人生ってなんて不思議なんだ。オタクでよかったなぁ。オタクとして生きててよかったなぁ。自分の大好きなものが今も続いているということがうれしくて、とんでもない奇跡みたいに思える。4年間焦らされたからな!!!!これからも差し支えがない程度にお二人の姿をみせてくれると嬉しいな。別にみせてくれなくてもいい。今日の思い出だけで10年間生きられるし、それまでの思い出だけで一生分生きられる。ね~~本当に幸せでした。

とにもかくにもベルサイユのばら45、ありがとう、ありがとう。歴代出演者の方々、これまで関わられたスタッフの方々、これから演じる未来のタカラジェンヌたち、みなさんにありがとうを伝えたい。また5年後あたりにみたいです。だからみなさん、いつまでも元気でいてくださいね。これからも末永くよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?