見出し画像

突然の父の他界③

ちょっとお話宜しいですか?とお医者さんの話を遮るように、警察官の方が声をかけてきた。

母、姉ともに声をあげて泣いている。お医者さんは、警察官を無視して、「誰のせいでもない。本人が選んだ道。運命だったのだと母に語りかけていた。あくまでも事故死。溺水に違いないが、もしかすると、別の病気の可能性もあるから調べるね。」と言ってくれる。遺族のケアをしてくれる。とても良いお医者さんだと思った。

部屋から出され、待合室から離れ、誰もいないところに連れていかれた。3人別々で事情聴取させてほしいと言われる。嫌な予感がした。

現在実家には住んでおらず、母からの電話をうけ、そのまま実家に行き、救急隊員と同時に実家に入り、心臓マッサージ後すぐに救急車に乗り病院まで来ましたと説明した。

同じ質問を繰り返し聞かれ、何度も回答。すると、母の方から「もしかして、疑われてる?」と聞こえてきた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?