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税理士試験合格への道しるべ:効率的な勉強法と合格体験記

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税理士試験合格への最短距離!合格者のリアルな勉強法を公開 税理士試験は合格率が難関として知られており、合格には綿密な計画と効率的な勉強方法が必須です。しかし、膨大な学習範囲と複雑…
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2024年4月の記事一覧

簿記論の学習方法 テキストを重視することについて

こんにちは 税理士の高木です。 今日は私のやっていた簿記論の勉強方法を書いてみます。 ご参考にしてください。 簿記論の勉強は、基本をしっかりと理解することが鍵となります。以下に、効果的な勉強方法を紹介します。 1. テキストの基本を徹底的に テキストを何度も読む: テキストを何度も読み返し、基本的な概念をしっかりと頭に入れましょう。 例題を何度も解く: テキストに載っている例題を何度も解くことで、問題解決の手順を身につけます。 自分で問題を考える: テキストの基本か

税理士試験の簿記論合格への近道 予備校通いのメリットと効果的な学習環境の整え方

読者数を増やしたいブログ記事や、受験生を増やしたい予備校の宣伝などでよく見かけるのは、まるで「運動や食事制限なしで簡単にダイエットできる」「聞き流すだけで英語が話せるようになる」といった努力なしでも簡単にできますよみたいなイメージの内容が多いと思います。 しかしながら、合格率が10%~20%の試験であることを考えると、やはり相当な勉強が必要不可欠であるという実感があります。 さて、今日は学習環境(インフラ)についてお話しします。 税理士試験合格を目指す方々にとって、予備

税理士試験の簿記論: 必要な学習時間と私の経験

こんにちは、税理士の高木です。今日は簿記関係の資格と必要な学習時間についての解説をします。 簿記の資格を取得するには、それぞれの段階に応じた適切な学習時間と努力が必要です。この記事では、簿記の資格と学習時間の関係について詳しく説明します。 簿記3級 簿記の基礎となる3級の取得には、約30時間の学習が適切です。このレベルでは、基本的な簿記の理解と技術を身につけることが目標です。 簿記は会計の基礎であり、ビジネスにおいて財務管理や経理を行う上で欠かせないスキルです。私の感覚

税理士試験の簿記論:攻略のポイントと私の経験

こんにちは 税理士の高木です。 簿記論は税理士試験の中でも特に難しい科目の一つとされています。 このブログの記事では、税理士試験について関心のあるかたも結構いらっしゃるようなので、そこで今回から税理士試験の受験に関心をお持ちの皆さんに役立つ情報も増やしていこうと思います。 税理士試験の簿記論を攻略するポイントについて何回か分けて解説します。さらに、私自身の経験や考えも少しずつお伝えしていきます。 概要は次のマインドマップで設計しましたので、順次 記事を発信していきますので

パピルスから電子文書へ:情報管理の進化

20年前、私はパピルスから電子文書へというテーマで連載ブログを書いていました。当時、情報管理の方法に革命をもたらす文書電子化の重要性を強調していました。その頃から、デジタル化が情報管理の未来を担うと信じていました。 当時、税理士試験の勉強をする上で、膨大な量の資料を効率的に管理する必要性を感じていました。 税理士試験を受験する際、私たちは膨大な量のテキストや問題集、定例試験、実力試験の問題に直面します。 1つの科目につき、段ボール箱1箱分にも及ぶ資料が必要とされるのです

バグ取り学習法: マーカーの「バク」を取り除く

皆さんは、勉強中にテキストの重要な部分にマーカーを引いていませんか?しかし、そのマーカーが増えてくると、何が本当に重要かわからなくなりますよね。 私も昔はそうでした。 税理士の予備校でも、重要な箇所には二色のマーカーを使うよう指示されます。 マーカーが増えてくるとテキストが汚くなり、結局、何が重要かわからなくなることがよくありました。 しかし、私は違う方法を見つけました。私はフリクションなどの消えるマーカーを使い、自分ができない部分や覚えていない部分、間違った部分をマ

地味な話題ですが・・・ 電卓

簿記論や相続税法などの迅速な計算が要求される計算系の訓練として、受験生時代は、気晴らしに1日1回は電卓検定の問題を解いていました。 ちょうど、こんな問題です。 商業高校のビジネス計算実務検定試験から過去問題がダウンロードできます。ブラインドタッチで、手元を見ずにスムーズに計算できるように訓練します。 毎日、同じ問題でも良いです。電卓の扱い方と、仕事で使う数字の記入の仕方は、経理事務の基礎的な技能の一つです。 計算系の試験科目で、電卓がうまく扱えないとずいぶんとストレスに