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税理士試験の簿記論:攻略のポイントと私の経験

こんにちは 税理士の高木です。
簿記論は税理士試験の中でも特に難しい科目の一つとされています。
このブログの記事では、税理士試験について関心のあるかたも結構いらっしゃるようなので、そこで今回から税理士試験の受験に関心をお持ちの皆さんに役立つ情報も増やしていこうと思います。

税理士試験の簿記論を攻略するポイントについて何回か分けて解説します。さらに、私自身の経験や考えも少しずつお伝えしていきます。

概要は次のマインドマップで設計しましたので、順次 記事を発信していきますので お楽しみに。


簿記論試験合格体系図

1. 位置づけと重要性

簿記論・財務諸表論は、税理士試験において必須科目です。特に簿記論は、実務において最も重要な知識の一つです。したがって、これらの科目に対する理解を深めることは不可欠です。

2. 範囲と難易度

簿記論の範囲は、原価計算を含まず商的工業簿記までとなっています。また、簿記論は簿記一級よりも遥かに難易度が高く、相対試験であることも特徴です。

試験の種類は検定試験と相対試験がありますが、検定試験は一定の点数で合格、相対試験は成績順に合格という試験のことです。

毎年の合格率は15%から20%と低いですが、もともと簿記に自信のある受験生や、昨年ボーダーラインより下で惜しくも不合格になった人たちも含めてが受験するため、その合格率は実際にはさらに難しいものとなります。

3. 合格の目安と目標設定

合格の目安として、TACや大原などの税理士の予備校で上位30%程度に入ることが挙げられます。

これによって、本試験では約50%程度の合格率が期待できるでしょう。したがって、受験生はまずこの目安を目標に設定することが重要です。

私の経験

税理士試験の受験は私にとっても大きな挑戦でした。簿記論は社会人になってから始めて勉強を始めた科目であり、対策に苦労しました。

しかし、定期的な復習や模擬試験の受験を通じて、少しずつ理解を深めることができました。結果として、目標を達成し合格することができました。

まとめ

税理士試験の簿記論は、その重要性や難易度から、しっかりとした対策が求められます

。合格を目指す受験生は、範囲を把握し、目標を設定して効果的な学習を行うことが必要です。

私のように経歴を持つ方も、コツコツと取り組むことで克服できるはずです。

自己評価を正しく行いながら、着実に目標に向かって進んでいきましょう。

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