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高還元SES急増!!会社選びのポイントは?

こんにちは!代表の三坂です。

本日は最近急増する高還元SES企業について、その中での会社選びのポイントを整理したいと思います!
(梅雨が近づいてきましたね・・・・)

6/24(月)弊社主催のSES交流会開催しますので、ぜひお越しください!

高還元SESとは?

既にご存じの方も多いと思うのでここでは簡単に解説しようと思います。

高還元SESは、お客様からいただく単金から従業員の給与を支給する際、一定の高い還元率を設け、エンジニアの給与水準が高い事業を指します。

その他に、案件自由選択制度と呼ばれ、従来のSESでは会社命令で案件が選べないケースが目立ちましたが、エンジニアの裁量で案件が自由に選べるという制度がセットになっている企業が多いです。

エンジニアからすると、給与が上がり、自分で案件が選べる、という至れり尽くせりな環境が用意されている企業が、高還元SES企業と言います。以前までのSES企業の在り方とは180度異なり、弊社も"エンジニアのはたらき方を再設計する"というミッションを掲げておりますので、従来のSESより高還元SES企業の方が個人的にはおすすめです。会社からすれば利益は減りますが多くのエンジニア採用が見込めるため、導入する企業が多く、近年急増しております。少し強い言い方になりますが旧型の、従来のSES企業を選ぶメリットはほとんどない時代になっていると考えています。

SES?高還元SES?選ぶポイントは?

1.高還元SES同士では差別化が難しい業界

従来のSES企業と高還元SES企業とでは明らかに性質が異なり、高還元SES企業の方がエンジニアにとってメリットが多いと言えます。ここでは、その高還元SES企業の中でも何がそれぞれ異なるのか、考えてみたいと思います。

高還元SES企業のほとんどが、【高還元】で【案件選択が自由】であり、それらが共通している特徴です。その2点だけでも、SES業界全体から見れば十分な差別化になっていますが、高還元SES業界の中ではもはや当たり前となっています。

その中でさらに差別化しようとすると、他業界で言うところの【価格競争】がおこります。高還元SES業界の場合、価格競争とは【エンジニアの給与】を指します。

どんな業界でもそうですが価格競争に陥ることは決して望ましい事ではありません。90%の還元率で自分の給与が上がっても、本社は薄利すぎてエンジニアに対しいいサービス(福利厚生等)は提供できず、管理体制がなくエンジニアへのフォローが悪くなることも容易に想像され、本当に良い高還元SES企業は減り、結果的に何もメリットはないと思っております。

エンジニアへ継続して高還元を実現するためには、還元率は70%~80%程度が妥当かと思います。
それより還元率が低ければ給与は安い気がしますし、高いと高いで会社の利益がきちんと担保されているのか?と気になります。リーマンショックやコロナなど、有事の際に耐えうる会社の資金力は超重要です。

差別化が難しい上に価格競争(還元率競争)にならないか心配ですが、現状各社はどんな取り組みをしているのでしょうか?


2. エンジニアへの待遇での争い

会社の色を出すため、差別化のために各高還元SES企業の取り組みとしては、エンジニアへの(給与以外の)待遇争いです。研修制度や福利厚生や各種手当等、エンジニアのために考え抜かれた待遇面で差別化するのが現状です。

その中でも注目なのは、評価制度です。

転職して給与が上がっても、転職後、どのように給与があがるのか不透明だったら結局また転職を考えるかもしれませんよね。

評価基準を明確に定義し、透明性抜群でエンジニアが納得できるようなシステムが構築されている会社はごくわずかです。この評価制度を、単価連動型評価制度と銘打っている企業が多いです。

つまり、エンジニアという仕事は様々な領域が存在し、そこに優劣はなく、さらに、経験してきたサービスの規模の大きさや開発環境等も様々で、一概に全員共通でこの基準で評価します!と断言しにくいことが課題でしたが、それを、現場の評価によって給与を決めよう、という制度が、単価連動型評価制度です。そのエンジニアの現場での働きぶりをそのまま給与に直結されるので、非常に納得感をもって働くことができます。

単価連動型評価制度を導入している企業は高還元SES企業の中でもまだ少ないので、非常にオススメです。自社のシステムなどで自分の現場評価がいつでも分かるような環境が整備されており、いつでも自分の予想賞与額や予想昇給が目に見えるようになっているので、モチベーションにつながりますよね。

3. 面接官や社長もチェック

他の業界でも共通すると思いますが、高還元SES企業でも面接官や社長の印象は大事にしてください。
もし、上記で述べたような全ての要素を満たしているいい企業だとしても、転職後はその会社の社長や営業、人事とあなた自身のキャリアを作っていくので、相性が悪そうな会社は避けるべきです。

SES業界においてエンジニアのキャリア形成は、エンジニアと営業や社長とタッグを組んで二人三脚で構築していくものです。良いSES企業ほどエンジニアとの接点が多く、具体的なキャリアプランを常にエンジニアと話していると思います。

入社後、彼らと多くコミュニケーションをとるわけですから、人間的な苦手な人は避けるべきでしょうし、手前味噌ですが、弊社のような本社機能が全員現場経験者で、代表の私がSESのエンジニアであることは、入社後のキャリア形成において一つの説得力になると考えています。

また、社長の熱量を感じられない企業も避けるべきだと考えています。どんな企業でも社長の熱量がなければ伸びません、大きくなりません。社長がアツイから、がんばるから、目標に向かって日々努力をするから従業員も火が付くものです。面接をすれば熱量があるかないかの違いは一目瞭然です。誰だってやる気ない社長のもとで働きたくはないと思うので、元気で前向きでビジョンが明確な社長がいる会社を選んでほしいと個人的には感じます。

4. まとめ

長々と一発書きで少々乱文になっているかもしれませんが、簡単にポイントを整理すると、高還元SESを採用しているだけSES業界全体では十分に差別化されているので、それだけでも選ぶ理由にはなりえるということ。さらに深堀し高還元SES企業の中での選び方を考えると、評価制度等の待遇面で自分が良いと思った企業を選ぶこと。最後は面接官や社長との相性である、ということです。

従来のSESの在り方ではなく高還元SES企業というジャンルが確立され、エンジニアのはたらき方(労働環境)は非常に改善されてきていると断言できます。

私自身もSES業界の現役エンジニアとしてその変化を身をもって感じています。高稼働を強要されることもなければ、薄給で徹夜することもありません。ハラスメント対策にも敏感で、本当にエンジニアがよりよい環境で働けるよう各社企業努力を惜しんでいません。

高還元SESを掲げる会社のほとんどがそれらの要素は満たしており良い会社が多いと個人的には感じているので、色々書きましたが最後は面接の相性かもしれませんね。

駆け足で雑なまとめになりました(笑)

ではまた次回!!

みなさんの就職活動に幸あれ!!!!


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