【受継ぎの家】 工事日記 -6
いよいよ基礎の外枠を設置です。
リノベーションでは、更地から始める新築と違って、既存建築を基準に寸法を押さえていきます。その際、既存建築の施工精度が悪い場合も多いため、どのように抽象的な図面との整合をとるかが重要になります。
今回のケースでは、違法増築された部分の精度が最大で20mmほどズレており、これを補正するように基礎の位置を設定しました。
既存の土台を飲み込むように設置した型枠。空中で形が変化するだけでなく、既存基礎の外側に雨垂れが流れるように微調整を依頼するなど、かなりややこしい型枠なのに、職人さんが細部に至るまで丁寧に作ってくれました。
捨てコンから立ち上がっている配管は、先行して設置した給湯器やトイレなどの配管。
次は難関の基礎配筋です。
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