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オタトーーーク!!(エヴァンゲリオン)

注意:本記事はネタバレを含みます。

エヴァとの出会いは、中学生の時。
再放送で深夜枠に流れてたのがきっかけだった。
第10話くらいから見始めたので、ストーリーが分からない。でも引き込まれてしまう。
最初の印象は『このスリムなロボットはなんだ?』

そこから録画し始め、何回リピートして観たか分からない。ただただ夢中になった。
当時の録画媒体はビデオテープ。
ネット動画はもちろん、DVDすら存在しない時代。
ビデオテープは120分しか録画できなかったんで、4話分毎にビデオが増えていった。

1番好きな話は『奇跡の価値は』。
シンジの『行くよ・・・。』からのエヴァ3機ダッシュ、初号機が音速を超える!、シンジ『フィールド全開!』のシーンは何度観てもシビレる。

TVシリーズ後半はひたすら鬱展開が続く。
アスカは廃人になり、レイ(2人目)は死ぬ。
シンジは居場所がなくなり、最後の居場所になってくれたカヲルを殺す。
そして彼は世界を閉ざす。

物議が沸き起こった25話・最終話は、視聴者全員が『え?』だった。

『人類補完計画ってなんだったの?』
『アダムとリリスってなんなの?』
『おめでとう、の意味が分からん!』

視聴者全員がそう思っただろう。

この2話はシンジの内面の補完。
劇場版では外的世界の補完が描かれる。

劇場版の詳細は省くが、最後のアスカのセリフ『気持ち悪い』も難解だった。

でも、その難解さがエヴァを社会現象にした。
視聴者に『好きに解釈して』なんてアニメは、それまで無かったのではないか。

エヴァのテーマは、2つあると思う。
1人でも生きていこう』
『君が変われば、世界も変わる』

哲学的かつ普遍的なテーマだからこそ、20年以上愛される作品となった。

21世紀になって、エヴァンゲリオンは新劇場版としてリメイクされた。
若い人たちは、ここからエヴァを知った人も多いだろう。

『序』はTVアニメ版と同じストーリーながら、CGを駆使しクオリティが昇華した。

『破』では新キャラのマリが登場。
物語はTVアニメ版から離れ始める。

『Q』は完全オリジナルストーリーに移行。
冒頭からまさに急展開だ。

映画4部作のラスト『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が2020年6月に公開が決まった。

エヴァンゲリオンの舞台は2015年だ。
いつの間にか、その未来を追い越してしまった。
2019年現在、セカンドインパクトのような大惨事は起こってないし、汎用人型決戦兵器もまだ無い。

でも私はエヴァンゲリオンという作品に未来を感じている。想像もつかない結末に期待している。
そしてシンジ・レイ・アスカには幸せな結末を願っている。
でも庵野監督のことだ。色んな意味で期待を裏切ってくれるだろう。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
あなたと私は同志です(笑)

#エヴァンゲリオン #映画 #アニメ
#コラム #エッセイ #オタク


宇宙旅行が夢の一つなので、サポート代は将来の宇宙旅行用に積み立てます。それを記事にするのも面白そうですねー。