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【今週の雑記】私なりのコロナへの向き合い方

今日は新型コロナについて思っていることを書いていきます。とはいえ、私は感染症の専門家ではないので、個人的な意見として読んで頂かればと思います。まあ日記みたいなものですね。

私は「今週のニュースと雑記」という記事を毎週投稿してるんですが、今週は新型コロナのニュースばかりでした。それを個別に編集しようかなーと思ったんですが、それだと今週のニュースが新型コロナで埋まってしまうんですよ。

それなら新型コロナへの私見を書くのと変わらないので、いっそ独立した雑記にしようと思った次第です。徒然と思っていることを書きますので、ご了承を。

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テレビのニュースは新型コロナのみと言っても過言じゃない状況。新聞も同じだ。当然ネガティブな報道ばかり。

マスコミの報道には疑問を感じてる。

①どの局も、金太郎飴のように同じことをニュースにしてる。
②視聴率のために不安を煽ろうとしているように感じる。
③専門家の意見が少ない。

またTwitterなどのSNSでは、「クラスター」や「オーバーシュート」や「ロックダウン」だのワードが氾濫しているし、デマも流れている。

どの言葉も今回のパンデミックから使われるようになったものだ。ちゃんとした定義を知って使ってるんだろうか?
ただ言いたいだけじゃないの?と思う。

今回の事態で思ったことは、まずは専門家の正しい情報を得る重要性だ。そのためには自分で正しい情報を見つけないといけない。

厚生労働省の新型コロナクラスター対策班の専門家らが3日、ツイッターアカウント(@ClusterJapan)を開設した。

4日(昨日)にTwitterに投稿された文章のリンクがこちら。

【ポイント】
■緊急事態宣言=都市封鎖(ロックダウン)、ではない。
■日本はまだ都市封鎖する状況ではない。
■「3密」の環境に行かなければ、感染リスクは低い。

ハッキリ言って、ニュースを見るより正しく現状把握できる。

感染症危機管理の専門家によるnote記事もある。緊急事態宣言に関する内容で、こちらも正しい知識を得られる。

緊急事態宣言が行われても、全く外に出られなくなる、とか、どこにも移動できなくなる、とか、仕事に行けなくなる、とか食料を買えなくなるような状況になるわけではありません。いわゆる「都市封鎖」とか「外出禁止令」とは異なるものです。焦ってはいけません。

ニュースで報道されるのは感染者数や死亡者数ばかりだが、その数字を自分なりの角度から考えてみるのも大切だと思う。

日経新聞電子版では「新型コロナウイルス 世界マップ」という世界地図が掲載されている。

世界の感染者は114万人超え、死者も6.3万人超えなので、平均死亡率は5.5%。(感染者は陽性と判定された人のみだから、実際の感染者はもっといるだろう)ちなみに日本の死亡率は2.5%、アメリカは2.8%で平均よりも低い。

今日の日経新聞朝刊で知ったが、ドイツは1月初旬から新型コロナがインフルエンザの10倍危険だと認識していた。先手を打って検査の準備を進めてきたから、死亡率が1.2%と圧倒的に低い。

マップを見ると、新型コロナの感染者は世界中に点在している。だが爆発的に感染してる国は、北半球に集中しており緯度がほぼ同じ。これは気温が関係してるのか?と仮説をたててみた。

感染者数だけを見ても収束するかは分からない。収束するかどうかは再生産数で見る必要がある。

基本再生産数は「その感染症は1人の患者から何人に感染するのか」のモデル値。実効再生産数は「実際に1人から何人に感染しているのか」の実績値。

新型コロナの場合、基本再生産数は約3。
3月下旬の東京の実効再生産数は1.7。

実効再生産数が1を切れば、収束に向かっていることが分かる。マスコミには再生産数の報道をお願いしたい。

ウイルスについて知ることも大事だ。

人は人生で200回、風邪をひく。

風邪の原因の80%はウイルスであり、種類は200程度ある。ライノウイルスを筆頭に、コロナウイルス、インフルエンザウイルスなどが主なウイルスだ。感染ルートは主に飛沫感染と接触感染(空気感染もある)。

新型コロナウイルスはもともとコウモリなどが保因していたものが、ヒトに伝播し、ヒトへの感染能力を獲得したと考えられている。RNAタイプのウイルスで、塩基配列が違うのが2種類確認されている。

ウイルスは細胞がなく、DNAタイプ(丈夫だが増殖が遅い)、RNAタイプ(壊れやすいが増殖が速い)に分かれる。新型コロナウイルスはRNAタイプだ。

新型コロナの生存戦略は凄まじくしたたかだ。
自覚症状があまり無いケースがあり、潜伏期間が2〜14日と長いため、誰もが感染源になり得る。更に当初は「感染しても大したことない」という人々の油断があり、そこにつけ込まれた。

個人でできる対策は、以下の3つだと思っている。

①食事・睡眠などの規則正しい生活(免疫力)
②手洗い・うがいなどの予防
③「3密」を回避する行動変容

金属やプラスチック等についたウイルスは、24〜48時間は生存が可能だ。つり革、エレベーターのボタン、ドアノブ、手すり、オフィスの電話、硬貨が当てはまる。(個人的にはキャッシュレスにしないのは謎でしかない)

また飛沫感染リスクを回避するため、誰かと話す時は1〜2メートルの距離を取るのも予防となる。

ここまで予防して感染してしまったら、運と思うほかない。感染リスクをゼロにすることはできないからだ。

あとは長期戦を覚悟すること。

私見になるが、経済がV字回復はしないと思う。何故ならV字回復は「コロナの短期間の収束」を前提にしてるからだ。

コロナは短期間で収束するのは難しいだろう。少なくとも1年くらいの長期戦となると思っている(予想が外れてほしいが)。更にウイルスが変異したり、新たなウイルスのパンデミックが起こる可能性もある。

政府の支援策は短期収束を見越したものばかりだ。ワーストシナリオは準備されてるのか?航空・飲食・観光・イベント産業に資金供給したり、キャンペーンしたりするみたいだが、長期戦となったらどうするつもりなんだろう?

世間の雰囲気が暗い。オススメ本である「FACTFULLNESS」に記載されてる人間の本能が、今回かなり悪い影響を与えてると感じる。

ネガティブ本能
世界はどんどん悪くなっている、という思い込み。
直線本能
ひたすら増え続ける、という思い込み。
恐怖本能
人はよくわからないものを、反射的に怖がってしまう。
拡大視本能
目の前の数字が1番重要だ、という思い込み。
犯人探し本能
誰かを責めたいという本能。
焦り本能
今すぐ手を打たないと大変なことになる、という思い込み。

この6つの本能が働いていて、人々は悪い方に悪い方にと悲観的になってないだろうか。

焦っても仕方がない。コロナを克服するのか、共存するかは分からないが、今後仕事や生活などの人々の行動は間違いなく変わる。時代の変わり目にいることを自覚して、柔軟に自分も変わり続けていきたい。


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宇宙旅行が夢の一つなので、サポート代は将来の宇宙旅行用に積み立てます。それを記事にするのも面白そうですねー。