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【中学生版】子どもが成績表を持ってきたら、どう対応する?〜成績表編〜

前回は、テストの答案用紙を持ってきたら、保護者はどう対応するか書きました。

今回は、成績表を持ってきたらどう声掛けをするか書いていきます。

成績表を見たら、まずは分析

子どもが成績表を持ってきたら、一旦分析をしてもらいたいです。
※褒め終わった後です。

点数(順位)が良かったときは、恐らくこの問題には直面しないのですが、思ったより点数が悪かったときの声掛けの方法で悩まれるケースがあります。

まず、大前提として、得点(素点)だけで判断してはいけません。
平均点に着目して、その点数差を見ます。
もしくは、科目の順位でも大丈夫です。

点数自体は、前回の定期テストと変動はなくても、平均点が下がっていれば、それは得点が上がったと考えて欲しいです。

よく保護者の方と定期テストの点数についてお話をすることがあるのですが、素点だけでの判断ではなく、平均点を加味した上で判断してあげると具体的なアドバイスができます。(偏差値があるともっとよいのですが)

結局はまずは褒めること

そして、次にまずは褒めてあげます。
前回の定期の結果も一緒に見ながら褒めます。
その後に、思った事を具体的に伝えてあげるとよいでしょう。

例えば、平均点が上がって、今回は少し簡単だったけど、点数が伸びなかったね。
どうすれば良かったと思う?

このとき、保護者の意見を伝えると、「私は頑張ってるんだから、余計な事言わないで!」と言われたり、思っていたりすることがあるので、ぐっとこらえましょう。

子どもも、子どもなりに、どこが良くなかったか考えています。伝えられないだけです。
だからこそ、聞いてあげることが大切です。

そのあとにアドバイスをしてあげると良いです。

丁度、成績表が返ってきているので、ぜひ活用してください。

南相馬市の学習塾
京大個別会原町本校 塾長 こーだい


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