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風土知-小金井-私的図書館

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地域・風土の「知」を醸成する試みです。様々なモデル地域からの発信を期待しています。公界(ku-gai)、六部塾での展開は、「東京都・小金井市」モデルから始まります。
運営しているクリエイター

#小金井市

本格的な小金井・私文庫プロジェクトを開始。文庫オーナー(主人)などの投稿も開始しました。

ブック・セレクター(本をこの文庫に選んで置いた人)、ブック・メンター(この本の「知」を最も良く導いてくれると投稿者が感じた人)の投稿に続いて、いよいよ、文庫オーナー・主人の投稿を開始しようと思います。詳細は、以下のコンテンツをご覧ください。

https://www.koganei-style.jp/rokubu/new-social-study-planning-menu/contents-pl

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ブック・セレクターとブック・メンターストーリーを開始しました。

ブック・セレクターとブック・メンターストーリーを開始しました。

いままで計画段階だった新たな投稿を開始します。既に開始されている風土知ー私的図書館・私文庫マガジンの記事に「ブック・セレクター」と「ブック・メンター」の話を記載することになりました。本来、私的図書館・私文庫のもつ「人の想い、思考を本と一緒に知る楽しさ」という要素をより、具体化する企画として計画していたものです。

いままで投稿した書籍ガイドに「ブック・セレクター」(この本を選んで購入し、この文庫に

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地域「知」、風土知の基盤となる私的図書館への展望:第6弾>でみカフェ>転げ落ちない社会(宮本太郎)

久しぶりにでみCafeでランチ。読んだのは、宮本太郎さんの「転げ落ちない社会」。底辺の人々をいかに地域に取り込んでいくかを考えるときの一つの解答になる一冊です。確か、宮本太郎さんは、私より、3歳ほど年下だったから、今、62歳ぐらいでしょうか。元日本共産党書記長の宮本顕治の息子さんで、中央大学法学部教授・北海道大学名誉教授で専攻は比較政治、福祉政策論の方だったと記憶しています。ランチで立ち寄っただけ

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地域「知」、風土知の基盤となる私的図書館への展望:第4弾>ocio Healingspace&Cafe>「地球の上に生きる」アリシア・ベイ=ローレル著

以前にヒッピーカルチャーの暮らしの教科書のように知られていたこのローレルの「地球の上に生きる」をocio cafeで発見。確か、ローレルは、私より、6歳ぐらい年上だったと思う。ネット上で公式サイトを発見。以下をご覧ください。今の彼女を見ることができます。

https://aliciabaylaurel.com/

懐かしい線画のイラストで描かれた本書は、自然の中でその一部として暮らす生活の知恵が

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地域「知」、風土知の基盤となる私的図書館への展望:第2弾>でみカフェ>「魚は泳ぐ」(島尾伸三)

前回の「縄文の衣」と同じ棚に「魚は泳ぐ」という島尾伸三の随筆集も発見しました。島尾敏夫とミホ夫妻の息子である伸三氏の随筆は、小金井市立図書館にも数冊はあるのですが、この2004年の随筆集はありません。「愛は悪」と副題の付けられたこの比較的新しい随筆を是非お勧めします。小金井市立図書館では、以下の島尾敏雄の随筆が読むことができます。

最近の本:「小岩へ 父敏雄と母ミホを探して」(2018年)、「小

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地域「知」、風土知の基盤となる私的図書館への展望:第1弾>でみカフェ>きっかけ>「縄文の衣」

自分が居住する自治体の図書館を利用しているとがっかりさせられることが多くないでしょうか?本来のその「地域」で保存、管理すべき、地域の資産といえる「知」を備えていない自治体がいかに多いかを実感します。仕方なく、周辺自治体や大学などの教育機関の附属図書館なども利用してみるのですが、それぞれ特色はあるものの、その地域に居住する住民の「知」の総体からすれば、申し訳程度の所蔵「知」なのです。よっぽど、個人宅

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