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教員を辞めた理由 part.2

私が公立高校で勤務していた期間に感じたこと、そして教員を辞めた理由について書いた記事のpart.2です。
今回はpart.1で書いた、教員が抱える課題の続きを書いていきます。

まずは前の記事で私が挙げた、教員の抱える二つの課題について確認しておきましょう。

・体制づくりの問題
・個人の業務効率の問題

前の記事では、教員が抱える役職(担当)の種類などについて確認し、一部の教員に業務が偏ってしまう状況が起きてしまっていることについて書きました。
この記事では、うまく分担して業務を進めるためにはどうするべきかについて書いていきたいと思います。
そして個人の業務効率の問題についてを、次の記事で書いていきます。

part.2 目次

・業務の分担に必要なこと(体制づくりの問題)

業務の分担に必要なこと

それでは、うまく分担して業務を進めるために必要なことについて書いていきます。

「ただ業務を分担して割り振るだけで良いのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、それだけで自分に割り振られた業務を完遂する教員ばかりではないのも現実です。
そして割り振られた業務を完遂することが難しい先生には、だんだんと業務が任せられなくなっていくのです。
それでも働くことができることも、公務員が持つ一面なのです。

では、そういった先生も含めて、うまく分担するためには何が必要であるのでしょうか。
私は次の二点を挙げます。

・良好な人間関係づくり
・業務の精査

まず良好な人間関係づくりですが、これができることによって、業務量に差があったとしてもフォローしあいながら業務を進めることができたりと、助け合いながら業務を進めることができます。
そして何よりも、業務に対する意識が変わってきます。
「自分の担当だから、自分のために業務をこなす」という意識は、非常にもろいものなのです。
しかし、良好な人間関係が築けており、チームとして業務に向かった場合、「自分のために」ではなく、「同僚のために」そして、「生徒のために」「学校のために」という意識が芽生えてきます。
これが非常に重要なことです。

良好な人間関係を作るためにはどうすれば良いか、これについての回答は一つだけではないはずです。
それぞれの現場で、一人一人が考える必要のある内容です。
ただ、「お互いに尊重しあって、思いやりを持ちながら働くこと」は、絶対に共通して必要なことであると思います。

続いて二点目の、業務の精査についてです。

業務を分担する際に、本当にこの業務は必要であるか、何かもっと効率の良い業務に変えられないかといった意識を持つことが非常に重要です。
これは単に業務を減らすという目的ではなく、業務に対する教員のモチベーションにも繋がってくるからです。

例えば、アンケートや調査の集計作業について考えてみましょう。
従来の集計方法が、紙媒体で提出された回答をデータに打ち直し、それを集計するという方法だったとします。
これを、個人のスマートフォンやPCから直接データで提出してもらうように変更すると、紙媒体の回答をわざわざ打ち直すという作業を省くことができます。

あくまでも一例であり、あらゆる理由で実現が難しい学校もあるかもしれません。
しかし今後、間違いなくICTの活用が進んでいく現代において、紙媒体に手書きで書かれた書類は減少していくと思われます。
ICT化にも対応しつつ、作業を省くことができ、なおかつ個人情報が紙媒体としては残らないため、情報管理の面でもメリットがある方法が、上記の例です。

こういった代替案を考えられる教員が、紙媒体で提出された回答をデータ化する業務の担当になった場合、その教員の業務にたいするモチベーションはどうなるでしょうか。

ここまでが、業務の分担に必要なこと、そして体制づくりの問題についての考察です。

いかがでしたでしょうか。
もちろん一般企業や教員以外の公務員でも同様の状況は発生していると思います。
ただ、一部の人に業務が偏ってしまうことは仕方がないことではないということを改めて考える必要はあると思います。
できる人ができない人をサポートするだけでなく、やり方がわからなくても、できない人ができる人のサポートをするような体制を作ることが非常に重要なのです。

さて、次の記事では、教員が抱える課題の二つ目である、個人の業務効率の問題について書いていきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!

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