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英語オンラインレッスン120%活用法~Part 2

英語のオンラインレッスン120%活用法 Part 2ということで、今日はオンラインレッスンを受ける時に大事なあの2つについてお話します。「予習」と「復習」です。あたりまえに感じられるかも知れませんが、案外忘れられがちな2つなので、忘れずに取り入れておきたいポイントです。

オンラインレッスンを受けている方、ついついそのレッスン、受けっぱなしになっていませんか。「レッスンは毎週受けているし、数はこなしているから大丈夫!」と感じるかも知れません。もしそのレッスンが受けっぱなしになっている場合は、せっかくレッスンは受けていますが、英語の伸び方がスローになってしまっているかも知れません。この「予習」と「復習」をしっかり取り入れていくことで、英語力の伸びの速度を速めていくことができます。

予習はレッスン時間を最大限に増やすチャンス

予習をするかしないかで、レッスンの時間の使い方が大きく変わります。予習をしないと、レッスンの時間の中でトピックを把握したり、わからない単語を調べたり、実際に話す以外の時間にも大きく時間を費やすことになります。予習をすることで、レッスン時間をフルに「会話」、実際に「英語を話す時間」に充てることができるのです。

ここでは、レッスンのパターンによって異なる予習の仕方をご紹介します。

▶ ニュース記事などトピックがメインの方

ニュース記事など、事前にトピックが決まっている場合、予習は必須です。これは予習をするかどうかで、かなり学習の効率が変わってきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

① わからない単語やフレーズのチェック
② 音読(発音読めるかチェック)
③ (余裕があれば)英語で要約
④ そのトピックについて自分の意見をまとめる
⑤ 他の意見を考えたり、先生にも投げかける質問を考えてみる

予習をせずにその場で記事やトピックを読むと、初めて内容を理解する、わからない英語に出会うとフリーズして調べないといけない、発音の仕方がわからないなど、いくつかの壁にぶつかるため、そもそもそれに対して意見を持って述べたり、話し合ったりの段階までに余計なステップが挟まってしまうことになります。レッスンでは、ディスカッションにフルに充てるため予習は必須です。

他にも、教材を使ってレッスンされている方もほとんどこちらの方法で、自分の意見について話す機会は少ないかも知れませんが、わからない単語や気になった表現は事前に調べて臨むようにしましょう!

▶ フリートークがメインの方

フリートークがメインの場合は予習はなくても良いのかなと思いがちですが、会話のネタを準備していくことが大切です(Part 1に書かせていただいたのと重なります)。なんとなくの成り行きで先生にまかせてうまくいく場合は良いのですが、「ネタが思いつかないな」「なんとなく会話がスムーズにいかないな」という場合は、ぜひ事前に会話のネタを準備しておきましょう!

会話のネタを準備しておくことで、そこで使いたい表現、知らなかった英語を事前に調べることができますし、会話に詰まる、無言になる、気まずい空気になる、「このトピックは実は興味ないのに…」という現象を防ぐことができます。レッスンの時間もフルで活用することができるのでおすすめです。

復習は必須!絶対。

復習は必須です!なぜなら復習にはたくさんのメリットがあるからです。

★ 自分の苦手に気づける(スピーキング、文法、リスニング)
★ 新しい単語や、フレーズをしっかり定着させる
★ ネイティブの表現を参考にできる

それぞれのポイントについて詳しくお伝えします。

▶ 自分の苦手に気づける

これは復習においてかなり大切なポイントの一つです。復習する時にはなるべくレッスンの直後に復習をするようにしましょう。

スピーキングに関しては、その時にうまく話せなかった文章や、ぱっと出て来なかった単語、表現をすぐに振り返っておきましょう。例えば、「相づちがうまくいかなかったな」と感じる場合は、次のレッスンまでに相づちの表現を押さえたり、「文章がうまく組み立てられなかったな」と思った場合は、その文章を組み立て直したり、文章を組み立てる練習を取り入れていくなど、苦手をつぶしていきましょう!

文法に関しては、とても重要なのが時制です。過去のことはちゃんと過去になっているのか、未来のことも未来形になっているのか、など文法を確認しておきましょう!他の文法表現もうまく使えなかったものや、よくわからなかったものを復習しておきましょう!

リスニングに関しては、ぜひ録音(あるいは録画)をしておいて、聞き取れなかった箇所を振り返りましょう!あまりにも多い場合は、特に聞き取れなかった部分だけを選抜して復習しましょう。なぜそこが聞き取れなかったのか、発音が想像と違ったのか、音声変化でわからなかったのか、文構造や単語がわからなかったのか、など、聞き取れなかった部分の分析が大切です。

▶ 新しい単語や、フレーズをしっかり定着させる

トピックで出てきた新しい語彙や、レッスンの中で先生に教えてもらった新しい単語や、フレーズを振り返るようにしましょう。レッスンの中では「へー、こう言うんだ」と思いますが、レッスンの後に復習をしないとまた同じような場面に出くわした時に「あれ?確か前のレッスンで言ってたけど、何だったっけ?」と忘れてしまいます。

そのため、新しい単語やフレーズはまずレッスン後にすぐ確認、できればその日の夜にもう一度確認、次の日や後日にさらに見直しをして、短期記憶に落とすのではなく、着実に長期記憶として定着させていきましょう!

▶ ネイティブの表現を参考にできる

これは余裕がある時や、中級~上級の方に特に取り入れていただきたいのですが、ご自身で伝えた表現をネイティブが言い換えてくれる時があります。

ただ単に他の表現で言い換えてくれる時もあれば、「こっちの表現がいいよ」と教えてくれたり、初めて聞くようなネイティブの表現を使って言い換えてくれる時があります。そのような表現を復習の中で振り返ることで(できれば録音や録画で振り返る方がわかりやすいです)、実際によく使う表現を押さえることができます。これはまさに教科書英語ではなく、生きた使える英語ですので、積極的に表現を真似していきましょう!

せっかく頑張って受けているそのオンラインレッスンでさらに英語力を伸ばすために、予習、復習を取り入れていきましょう!

ちなみに、私が行っている英語コーチングのプログラムでは、このようなアドバイスを普段の英語学習に取り入れていただいて、英語力が効率よく伸びるようにサポートをさせていただいています。もし少しでも興味がある場合は、ぜひホームページもチェックしてみてくださいね。

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