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それぞれの言い分

3頭の関係性

ゴールデンレトリバー

諭吉♂
一葉♀
ミックスのらん♀

らんはあとからやって来ました。

そしてある日
諭吉はらんを噛んでしまった。

その場だけ見たら
大きい諭吉が小さならんを
いじめたような感じになりますが
よくよく動画を見せてもらったら
原因はらんにありました。

小さくて可愛らしいらん❤
ママさんは

『小型犬の扱い方が
あまりよくわからず
甘やかしてしまったんです』

と言われました。




何かあれば

あらあら大変

と抱っこしてもらい

諭吉は

『諭吉は体が大きいんだから』

と、何かあればらんのかたをもってもらえた。

思い通りにしてもらえると
わかっているらんは
諭吉を挑発し、喧嘩になった2頭。
諭吉はその挑発に堪えきらずとうとうらんを噛んでしまった。

前回お邪魔した時は
諭吉と一葉とらんの関係性を
確かめて

諭吉と一葉と散歩に行き
その後らんをクレートから出してみて
諭吉と一葉の様子を見ました。

諭吉と一葉をクレートに入れ
らんを出すこと数分。

諭吉の様子が変わります。

息が荒く、パンティングが始まり
ヨダレが出始めました。

そしてクレートの中でも落ち着かずそわそわ。

その後、らんをクレートに入れたら
その症状は治まります。

これで、らんと諭吉の関係性が
良くないことは一目瞭然。

そこで今日は
らんのメンタルを安定させます。

クレートから出てきたらんは
大人しく可愛い素振りで
近づいてきて抱っこをせがみますが
私が拒否することで
どうしたらいいのか困っています。

今まで通用した事が通用しない。

次にどうしたら人間のご機嫌をとることが出来て
抱っこして可愛いと言ってもらえるのかが
全く想像がつきません。

固まったまま動けないらん。

とうとう困り果てて、クレートに入りたくて仕方がないのに
クレートにも入れた貰えず
みんなに背を向けてすわったまま
動きません。




最後に
人間のいうことをきくということ
家族の中では
今まで全て自分の思い通りに
なってきたけれど
それは違うと伝えました。

すると
それまで、はぁはぁパンティングが止まらなかった
諭吉が静かになりました。

らんの不安定なメンタルが
諭吉には、とても負担で
ストレスがかかっていた事からの
解放でした。

らんは、クレートに入れてもらい
静かになりました。

家族の中に1頭でも1人でも
不安なメンタルを持つ者がいると
家族全員のメンタルに影響を及ぼし
みんなが常に緊張することになります。。

そして落ち着かず常に不安定になり

イライラしたり
体の不調を訴えることが
人間ならば起こりうること。

犬たちにも同じことが起こります。

『咬む』

この行為だけで原因を見つけようとしない。

全体を見て
ご家族の話を聞いた上で
何が原因かを見つけるように
します。

しばらくは、らんは大人しいかもしれません。

もう二度と喧嘩が起きないようにするには
飼い主さんのそれぞれの犬に対する
対応の仕方が必要です。

犬の声をお届けし、あなたの声を犬にお届けします。あなたと犬のシアワセな生活、関係のお手伝いをさせていただきます。