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イタズラ

『イタズラ』

9年前
コニーがうちに来てまもない頃
仕事から帰ると

バリケンの中にコニーがいない!

2LDKのアパートの
キッチンの一角に
バリケンを置き

コニーは
そこでお留守番していました。

ひとつの部屋はドアが空いてて
そこにはいない。

もうひとつの部屋は
開けていったはずなのに
ドアが閉まっている。

ドアを開けた途端
嬉しそうに飛び出してきたコニー。

その部屋の中は・・・

ベッドの上の布団は引きずり下ろされ
壁にかけてあったカレンダーも
ビリビリに。

ゴミ箱の中身は散乱

まるで泥棒が入ったような光景に
愕然としました。

どうやらバリケンの扉を
私が出かける時に慌てたのか
しっかりとしまってなかったらしく
出てきてしまったよう。

そして

あちこち探索していたら
部屋のドアが風で閉まって
閉じ込められたコニーは
パニックに💦

不安で怖くて
あれもこれも
触って壊して
不安を解消しようとしたらしいのです。

引きずり下ろした
布団、枕、毛布
全てにおしっこと💩が。

コインランドリーで
毛布とシーツは洗い
布団はお風呂場に持って行って
夜中までかかって
洗いました。

コニーがそんなことをした理由。

当時は犬の気持ちが全くわからなかった私は

バリケンから出ることができた
開放感から
嬉しくてはしゃいだのだと
思っていました。

でも考えたら
人間だって

急に誰もいない
大きな部屋で1人で置かれ
しかもそこに閉じ込められたら

不安になって出ようと
自分の部屋に戻りたくてあれこれ試しますよね。

誰か~!

とか

助けて~!

とか。

たとえそれが
いつも家族がいる部屋だとしても
誰もいなくなった時と
家族がいる時とでは
孤独感も違うはず。

たまたまバリケンから
出ることができたコニーは
急に不安になったどころか

違う部屋に閉じ込められてしまい
怖くて不安で
パニックになってしまったというのは

そういう心理なのです。

人間の子育ても同じようなことがあります。

扉という扉を開けたい年頃になると
どこの家も、扉という扉全てに
開かないようなロックをつけます。

誤飲、誤食を防ぐため

ここは子供は開けることができない扉だと
教えるため。

人間の子育ても
犬の子育ても

変わりません。

お留守番するなら
自分の部屋でさせる

イコール

バリケンに入れておく。

人にとっても
犬にとっても

1番安心出来る方法です。

今日も楽しい1日をお過ごしくださいね💓💞

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