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パーソナルスペースとルーティン

パピーの時に教えなければならないこと

◆パーソナルスペースとルーティン

自分の部屋
パーソナルスペースを作ること。

そしてそこが生活の基本だと
教えること。

人間の暮らしの中に
犬を迎えます。

小犬は
全く何も知りません。

小犬たちは人間と暮らすということを
覚えなければなりません。

一番初めに用意するのは
犬が安心して眠ることができる場所。

周りから丸見えの
ケージで囲われたスペースの中に
トイレとベッド。

これでは
トイレの中にベッドを置いて
寝ているようなもの。

私たちもトイレと自分の部屋は
別々でなければ

落ち着いて寝ることもできませんし
そもそもトイレで寝ることなんて
考えられません。

さらにはそのトイレは
常に誰かから見られている。

1日24時間のうち、約20時間は
寝ているとも言われる犬が
そのような場所で落ち着いて眠ることが
できるはずがありません。

特に子犬のうちは
物音に敏感だったりするので
落ち着かない場所にいれば

出してほしいと
鳴いたり暴れたりするのです。

寂しいとか甘えたい。
これとは少し意味が違っています。

自分のお部屋とは
クレートのことを指します。

◆生活の基本的なルーティン

睡眠と排泄は
セットで教えます。

パーソナルスペース
つまり自分のお部屋の中では
一般的には排泄はしません。

自分の安心できる場所
寝る場所を汚すことは
しないからです。

夜は自分のお部屋できっちりと寝て
朝起きたらトイレに座らせる。

その繰り返しを教えることで
1日のルーティンが出来上がります。

排泄には
生理現象の他に
知らない犬の匂いを
自分の匂いで消すという行為もあるので

散歩に出た時は
知らない犬の匂いの上に
おしっこをして
知らない犬の匂いを
わざわざ消す行為をします。

この習性を利用すれば
外で排泄をするという
習慣も身に付きます。

ただし
まだ子犬の頃は
ワクチンを接種するまでは
散歩に出ることはできませんし

犬の大きさによっては
わざわざ散歩に出さなくても
家の中を歩き回るだけでも

十分運動量が足りる場合は
パーソナルスペース
自分のお部屋とは別に

家の中にトイレを決めて
そこに座らせて
トイレの場所とタイミングを
教えます。

トイレを置けばそこにする。

偶然が重なって
繰り返し教えなくてもできる子もいますが
ほとんどは毎日毎日
同じことを繰り返し教えなければ
できない子がほとんどです。

お手
おかわり

などは子犬でなくても
覚える行為

それよりも
1日のルーティンを
きっちりと教えてあげるほうが
大切です。

次回は『所有権』に続きます。

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