犬達の暮らしとストレスの関係
コニーに降り注ぐ
天使の梯子
今の時間
東の空は真っ暗で
雷がゴロゴロ鳴っています。
【犬たちの暮らしとストレスの関係】
犬たちは数年前までは
番犬として外に繋がれて
暮らしていました。
家の庭先や玄関先に
犬小屋を置いてもらい
鎖に繋がれて
一日をそこで過ごす。
夜が明けて家族が起き始め
仕事や学校に出かける準備の合間
声をかけてもらい
散歩に連れて行ってもらい
ご飯ももらい。
そして
家族が出かけるのを見送る。
一日中家に誰か来ないかを
見張りながら
自分の時間を過ごす。
家族が帰ってきたら
散歩に連れて行ってもらい
ご飯を貰い
一日の役目が終わり
眠りにつく。
ところが今の犬たちは
ほとんどの家では家族と共に
家の中で暮らす事が多くなりました。
夜眠る時も一緒だから
当然朝起きるのも一緒
朝起きたら家族が出かける準備の間も
家の中でその様子を見ながら
周りをウロウロしては叱られ
家族が出かける時は
お留守番をしてなさいと
フリーの子もいれば
ケージやクレートでの
お留守番をします。
トイレも家の中の
トイレシートを敷いたトイレでしてね。
と練習させられ
家族が帰ってきたら
散歩に連れて行ってもらい
ご飯をもらいます。
大きく違うのは
暮らす環境が家の外か中か。
そして家族との距離
外で暮らしている時は
家族の興味も四六時中視界にない犬達は
気楽に暮らしていました。
監視されることも無く
口うるさく言われることも無く
中で暮らすようになった犬たちの
今はどうでしょう。
迎えられたら
トイレのトレーニング
可愛いからとたくさんの人達が見に来て
毎日ヘトヘト。
落ち着いて寝ることができる場所もなく
トイレの中にベッドが置いてある
もしくは
広いところがいいだろうと
フリーでベッドだけ置かれた場所が
ぽつんとあるだけで
そこがどんな場所なのかも
教えてもらえず。
家の中で
一緒に暮らすなら
トイレの場所や
ご飯の時間
ご飯の食べ方など
知らないと困る
犬と人が暮らすためのルールを
飼い主さんが作って教えてあげないと
犬たちは何をどうしていいやら
わからなくなり、不安が募ります。
この家の
誰が自分を守ってくれるのか・・・
この人の言うことさえ
聞いていれば安心。
という人も見つからず
家の中で居心地よく暮らすためのルールは
自分が考えて守らなければならなくなるのです。
となれば
自分ルールを作り
それを自分だけでなく
家族にも守ってもらう必要が
出てくるのです。
言うことを聞かない家族は
言うことを聞いてもらうため
威嚇しなければならず
常に緊張の中で暮らします。
出かけたくないのに連れ出され
犬同士の挨拶も知らない相手の犬と
無理やり付き合わせられたり。
人間と同じように暮らしたい。
そう思うのは人間だけであって
犬たちはこれっぽっちも
思っていないのです。
なぜなら
緊張していなければならないから。
楽しくないからです。
私たちの環境も1年前とは
ガラッと変わりました。
家族の中で
毎日仕事に出かけていた人が
リモートワークで会社に
行かなくなったことにより
家族の生活サイクルが変わりました。
その結果
ストレスを抱えることになり
色々な問題が増えました。
・離婚
・虐待
四六時中時間を共にすることで
見なくても良いところが見えてしまったり
気になったり・・・
それによってストレスが
お互いに溜まり
メンタルが不安定になるのですね。
犬たちにも同じことが言えています。
今まで家にいなかった飼い主さんがいることで
自由に一人の時間を過ごしていたのが
見られたり
言われたり
犬たちはやめて欲しいと
言葉に出来ないので
行動で主張を表すしかありません。
その手始めが
ストレスによる体臭
変な匂いがしてきたらまず
ストレスを疑う。
ストレスの原因を探る
それには
家族と犬が暮らしていくために
何がいちばん最適なのか
犬にとってどんな暮らしが過ごしやすいか
『犬を知る』
犬と暮らす前に
知って欲しいことが
たくさんあるのです。
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