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読みたいと思った本を忘れないように

何かを忘れないようにするために、人はどのような行動をとるのでしょうか。たいていの場合携帯やメモ帳でメモを取ると思うのですが、時折メモを取ることが煩わしくなって自分の記憶力のみを頼りにしてしまうことがあります。

その場合に限って忘れてしまうことが多かったりします。特に「この本オススメだよ!」と言われてその瞬間はバッチリ記憶していても後々、本をオススメされたことだけが記憶に残ってそれ以外をすべて忘れてしまうことがしばしばあるのです。

そのような経験を経て、私はメモを取ることを習慣づけたことはもちろんなのですが、メモの取り方に少し手を加えるようになりました。

もう二度と読みたいと思った本を忘れないように私が行ったことは、メモを取った時の状況も一緒にメモすることでした。

「この本オススメだよ!」といわれた際に本の題名をメモすることはもちろんですが、それ以外に誰に言われたのか・いつ・どこで・おすすめされた時の自分の第一印象などをメモするようになりました。こうすることによって本の題名はもちろん、オススメされた時の情景までも思い出すことができるので忘れることは格段に減りました。

特に自分の抱いた第一印象のメモがとても効果的でした。本をオススメされたときに自分がどのような感情を抱いたのか。面白そう!と乗り気だったのか、あんまり興味をひかれずに二の足を踏むようだったのかをメモしておくだけで本への興味の惹かれ方が断然変わってきました

ただ残念なことに、このメモの仕方には弱点があります。それはいちいち面倒くさいという事です。本来サラッと1,2単語で済ませたいメモを濃密に書き上げるのには大分根気が要ります。特に私のようなものぐさな人間ならなおさらです。

確かに情報多く書き上げられたメモは後々見返したときに絶大な力を発揮しますが、それを書く当時の自分は面倒この上ありません。自分の記憶力に自信があったなら本来やる必要のない工程ですし。

ですので、私がこのように丁寧にメモを書くときは本をオススメされたときに限ります。仕事だったり他の日常でも活用できそうではありますが、そこまでやってしまうとメモ自体に嫌気がさすだろうとは自分自身が一番分かっています。

幸い、私の周りには本をオススメしてくれる人たちがたくさんいるので、メモするものには事欠きません。これからもたくさんの本をオススメされ、時にはオススメしてたくさんの本に出会いたいと思います。

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