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旅の共と文章の変化。

noteを書き続けておよそ2年半。わたしの文章が、理想の文章にちょこっとだけ近づいたかな〜と思うので、とても嬉しいこの頃です。もちろん、まだまだ精進が必要なのは明らかですが、試行錯誤の成果が少しずつ現れてきた気がします。


noteをはじめた頃の記事を読み返すと、今と書き方が大きく違うことに驚きます。

まず長文が書けませんでした。

内容は今のわたしが考えていることと変わらないのですが、説明がなさすぎて短文になっていました。1000文字を超えることがめったになく、どうやって文字を増やせばいいのか分からなかったのです。

あるとき自分の文章を読み返していたら、あまりの短さに衝撃を受けました。もう終わっちゃうの、物足りなさすぎる。他の方の記事を読むと、自分の考えだけでなく、具体的なエピソードもあって、読み応えがありました。わたしの文章はモノローグだけだったんです。

それで、もっと長文を書けるようになりたいと思いました。

それからは、少なくとも1000字、目標は1500字くらいにして書くようにしました。

最初は大変だったものの、具体的なエピソードを書いたり、論理の飛躍が起こっている文に情報を追加するだけで、自然と文字数が増えることに気がつきました。

記事のアップロードが時間ギリギリ(一応月曜日24時まで)になってしまい、怠ることも多いのですが、何度も読み返してみるって大事ですね。誤字だけでなく、論理の飛躍にも気がつくことができます。

神は細部に宿る。ちゃんと文章を見直しているとき、読みやすさが一段アップしている気がします。最近は書いて直ぐにアップロードしているので反省です。時間をとろう。


そうそう、以前の文章はもう少しテンションが高かった気がします。

テンション高く感情のままに書きつづるのも好きなのですが、文章から情景がうかび、そして胸に暖かいものを残す、情緒のある文章を書きたいと思ってきました。

なので少し方針転換をして、わたしが触れたもの、みた情景を丁寧に書くようにして、そこから感じたことを残すようにしています。

今は日常が旅なので、とくに感傷的になっていますし、そういう文章がとても書きやすいです。日本に帰ったら、書き方も変わるかもしれません。再びテンションが高くなるかもしれないです。

旅だけでなく、文章に影響を与えているのが「本」です。

毎日が旅ですが、本を読む時間は作るようにしています。日本から持ってきた一冊の本を何度も何度も繰り返し読んでいます。短編形式の旅行記ですが、何度読んでも、飽きることがないです。

アラスカという自然の偉大さと、そこで得られる人の感性そして追憶。水面に反射する光のように、キラキラした感性の欠片が胸にのこって輝きます。

この本を読みすぎて、わたしの文章は少し静かなものに変わってしまいました。そして内容を無意識にパクっていないか、それだけが心配です。

ちなみにこちらの本はみ・カミーノさんがおすすめされていました。旅には数冊しか本を持っていけないので、必然的に何度も同じ本を読むことになるだろう。わたしが旅立つ前に、どんな本なら持って行っても大丈夫かない〜と悩んでいたら、こちらの記事がアップされて、この本に決めました。

何度読んでも飽きない本ってあるんですね。
昨日から5周目を読みはじめました。


書き方を試行錯誤するのはとても面白いです。
分析というと堅苦しいですが、胸に響く文章にであったとき、どこが良いのだろう?と考えるようにしています。ちょっとストイックなのです。

最近思っていることは、文章の終わりをおろそかにしがちということです。

書きはじめはちゃんと読み返して修正しているものの、結びは勢いのままに書いて読み返さずそのまま投稿しちゃっています。結びにたどり着いたときには、力尽きてしまい、もういいかと思ってしまうのです。

終わりよければ全て良しではないですが、もう少し見直そうと思います。

文章は寝かせて見直す時間をとるっていうのが大事ですよね。宿題は直前にやる、もしくは、やらない派だったのでゆとりを持つことが大変難しいです。ここも試行錯誤のしどころなのかなと思ってチャレンジしたいと思います。


お読みいただきありがとうございます。
次の記事でお会いしましょう。

またねー!


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定期的に文章に悩んでいる


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