忙しくなるほど筋肉が増えるわたしたち
パワー!
ただいま仕事のプロジェクトが、大絶賛に炎上中です。
わたしは製品設計の仕事をしています。実際には設計だけでなく、生産して世の中にでていくまでをお世話しています。
工場といろいろと調整するのですが、もう毎日がお祭り騒ぎでございます。
爆弾を投げ合うがごとくメールやチャットを飛ばし合い、緊急ではいる仕事たちに、計画のちゃぶ台返し。もう笑うしかない。
最初は鎮火につとめていましたが、諦めました。いっそのこともっと燃えてしまえ〜!わっはっはっは。そして踊れ〜!と、炎の周りで踊り狂っております。
こんな状況になると不思議なことが起こるのです。
「あぁーほんと、つかれたぁ。もう、むりぽよぉ。」と、泣き言を言いながら家に帰宅し、
ずりずりと這いつくばってリビングまで行き、
そして、おもむろに始める、筋トレ。
10分と短く、ちょっとキツい筋トレを選んでスタート。腹筋だったり、ランジだったり、スクワットだったり。
キツさに悲鳴もとい笑い声をあげつつも、ながれる汗が気持ちいい。
仕事で頭に血がのぼった状態から、身体全体に血を巡らせたいのかわかりませんが、せっせと身体を動かします。
健康のための運動というより、動かさないとなんかヤバいという危機感から動いています。不思議というか、もはや怖い。
わたしより先に、この症状があらわれた同僚がいます。
彼も、わたしと同じく設計の仕事をしています。ちなみに3時のおやつ刻に、お喋りをしながらコーヒーを飲む、コーヒー友達です。
わたしも彼も、もともとは研究の仕事をしていました。彼の方がわたしより一足先に設計に移ったんです。
その同僚はとにかく忙しい。ヨーロッパとの会議が多く、時差の関係で夜遅くまで仕事をしている。残業時間もけっこうたまっているとか。
そんな彼が、今の仕事に移ってからはじめたのが「ランニング」だ。
仕事が終わってから走る、となると夜中になる。それでも「ランニングをしないと鬱になってしまう。」と彼は言っていました。
それを聞いたときは「優秀な人は、運動もちゃんとできて凄いな。」と呑気に思ったものです。
ネットで見かけるような社長さんたちも運動しているようだし、健康にも気を配れるなんて超人だな、と人ごとのようでした。
まさか、わたしも発症するなんて。
10分だけれど、少し息のあがる運動をすると、頭がとてもすっきりします。運動をしないと、頭がパーッン!ってなる気がして、腹筋やらプランクやらを色々とやっています。
有酸素運動や筋トレといったつらい運動は苦手だったので、わたしにとっては劇的な変化です。
コーヒー友達である同僚は、相変わらず忙しくしています。そして、忙しくなればなるほど、彼はどんどんマッチョになっていく。
お腹がちょっと出ていた彼の身体は、いつしか引き締まったものになり、他人から見ても痩せたのがよくわかる。
わたしもその道をたどるのだろうか。
パワー!
今日も仕事を終えたら腹筋トレーニングだ。
*パワー!は、なかやまきんに君のネタです。
本日もお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!
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