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竹を切って物理にめざめる

森の中にニョキニョキとはえる竹。

ちょっと放置すると、とんでもないくらい元気に生えてくる。

猛々しい生命力に恐怖すら感じます。竹だけに。
(え?)

それを切り倒したとき、なんと清々しいことか。

森が整っていく様子が、なんと気持ちの良いことか。

今日はそんな「森林整備」の話です。


以前から、やりたいことリストの上位にあった「森林整備」。森に関することをやりたいな〜と思って見つけたのが「森林ボランティア」でした。

「森林」「ボランティア」で検索すると、住んでいる地域のボランティアが出てきます。内容は、草刈りや枝や木の片付け、そして竹の伐採など。

これが面白い!

自然の中で身体も動かせるし、参加者と協力して森を綺麗にするのも楽しい。身体も心も喜ぶんですよね。

そんな中、竹の伐採の方法を教えてもらいました。


竹を切る方法は意外と簡単。

竹のてっぺんが枝垂れるている方に、三角形に切り込みをいれて、切り取ります。
その逆側から、一気に竹を切る。それだけです。

竹の切り方

でも、ここに「物理」が隠されていたんですよ。
自分の持っている知識が繋がったとき、ドーパミンがドバドバでるよね!

ただ誰にも共有できなくて寂しかった。

「あ〜これは物理だ!誰かに話たいっ。話したいけれど、急にこんな話ししたらヤバい人じゃん〜!」なんて悶々としながら黙々と竹切る。

確実にヤバい人である。

さあ解放の時がきた。

枝垂れている方に、ノコギリで切り取る

竹のてっぺんが枝垂れている方に、切り込みを入れる。これをすると、枝垂れている方により重みが加わります。

その結果、竹はバームクヘーンのような形に曲がるのです。(目でわかるほど変形はしないです)

重みで竹が曲がる

例えば、長方形の消しゴムを、バームクーヘンのような形に曲げることを想像してください。片側が、ぐにょーんと伸ばされて引っ張られるはずです。

つまり、切り込みを入れた反対側は伸びている。

伸びているというのは、いわば、手を繋いだ2人が、ピーんと引っ張られている状態なのです。

引っ張られると、繋いだ手は離れやすくなるよ

このとき繋いだ手をチョップしたら、手は簡単に離れますよね。
竹にも同じことがおきます。伸ばされている方を、ノコギリで切ると、繋がった手(竹)が離れていくのです。その結果、よく切れる。

曲がって伸びた方をノコギリで切る

こんな感じで、簡単な作業ながらも「曲げ!」「亀裂進展!」と物理の要素を感じて、なんかテンション上がっちゃいました。

はぁ〜、すっきり!


森林ボランティアは11月はタイミングが合わなくて参加できなかったんですが、12月は参加できたらな〜と思います。

わたしの心と身体を整えてくれる森林整備。
欠かせません。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょうー!

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