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紫陽花(あじさい)の季節なので、紫陽花にまつわる話し

今日も朝から疲れている自分より、同じく疲れている貴方へちょっとした豆知識はいかがでしょう。気分転換になれば幸いです。(Photo:こんぺいとう紫陽花)

街中では色々な種類の紫陽花が咲いていますよね。通り過ぎれば景色のひとつなのですが、人間同様、紫陽花たちにもストーリーがあるわけです。

紫陽花(あじさい)は、アジサイ科の植物で、日本を含むアジアを原産とする観賞用の花です。紫陽花の花は、土壌の酸性度によって花の色が変わる特徴があります。酸性の土壌では青色、アルカリ性の土壌では赤色の花を咲かせることが多いです。また、梅雨の季節に咲くことから、雨に濡れた紫陽花の姿は特に美しいとされ、多くの人々に愛されています。紫陽花は日本の伝統文化や文学、芸術にもよく登場し、その美しさと儚さが象徴されています。

紫陽花(アジサイ)は、日本、中国、韓国を原産とする植物で、そのルーツはアジアに深く根ざしています。紫陽花の誕生と歴史について少しご紹介します。

起源と原産地
  紫陽花は主に日本、中国、韓国の東アジア地域が原産地です。これらの地域には多様な品種が自生しており、特に日本では多くの種類が古くから観賞用として栽培されてきました。

日本での歴史
  日本では、紫陽花は奈良時代(8世紀)にはすでに観賞植物として親しまれていた記録があります。平安時代の文献にも登場しており、古くから日本文化に深く根付いています。特に梅雨の時期に咲く花として知られ、雨の多い季節に美しく咲き誇る姿が愛されてきました。

ヨーロッパへの伝播
  18世紀後半に、ヨーロッパの植物学者や探検家によって紫陽花は日本からヨーロッパへと紹介されました。特に、スウェーデンの植物学者カール・ペーター・ツンベルクが日本から持ち帰ったことが知られています。その後、ヨーロッパ各地で改良や品種改良が進み、現在では世界中で愛される花となりました。

文化的意義
  紫陽花は、日本では「移り気」や「一時の美しさ」などの象徴としても知られています。また、花の色が土壌の酸性度によって変わることから、変化の象徴ともされています。これらの特性が、古来より多くの詩歌や文学に取り上げられ、文化的な意義を持つ花となっています。


紫陽花は、東アジアを起源とし、その美しさと多様性から世界中で愛される植物で紫陽花グッズも色々ありますね。綺麗な商品だったので二つほど貼っておきます。※クリックすると外部サイト(Amazon)に飛んでしまうのでご注意ください

Wpc. [ビニール傘] 紫陽花アンブレラ ミニ パープル 折りたたみ傘 こちらの傘に付いている収納ポーチは、透明の材質にウォーターカラーの紫陽花のイラストが施されて、女性は嬉しいデザインになっています。こんなに綺麗でポーチもしっかりしているのに価格は普通の折りたたみ傘と同じなのでレビューも高かったです。贈り物にも良さそうだと思いました。


花火大会などで使えそうな髪飾りもありました。4色展開で写真のパープル、ブルー、レッドパープル、ピンクがあります。浴衣に合わせて装着したら良さそうですよね。クリップタイプなのでまとめ髪に添えるだけで使えるから、ヘアアレンジが苦手な方も便利に使えそうです。


グッズは数えきれないほどありましたが、紫陽花が重要な要素となる映画もあるんですよ!

「四月物語」(1998年)

  - 岩井俊二監督による映画で、松たか子が主演。東京に引っ越してきた女子大生の成長と恋愛を描いています。紫陽花のシーンが美しく描かれています。


「雨月物語」(1953年)

  - 溝口健二監督のこの古典映画は、紫陽花が象徴的に使われています。江戸時代を舞台にした幽霊物語で、雰囲気を盛り上げるために紫陽花が登場します。


これらの映画は、紫陽花の美しさや象徴性を巧みに取り入れ、物語の雰囲気を深めています。


紫陽花は、雨が降っても美しく見えるのでお天気が良くない日の楽しみにしてみるのも良いですよね。

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