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マーケティングの勉強に役立つnote

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#マーケの落とし穴

「創業期の“強み”は過去ではなく未来に求めよう」 #マーケの落とし穴 05

会社の創業期は、0→1の生みの苦しさを味わい、過酷なプレッシャーにさらされ、経営者をはじめ多くの人が不安の大きな時期です。

事業が立ち上がっていない創業期は、事業のお金がまわるかどうか不安な最大の危機でもあるのですが、見方によっては、過去からの慣習や、さまざまなやり方を変える最大の機会でもあります。

今回は、そんな創業期に「自社の強み」を設定する際の機会と落とし穴について。

創業初日の「会社

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あなたの会社はテスラ?トヨタ?マーケの型と市場フェーズの適合を見極める / #マーケの落とし穴 03

多くの企業は無自覚ですが、それぞれの会社に「マーケティングで得意としている型」と呼べるものがあります。

それらのマーケの型は、業種、ビジネスモデル、事業ライフサイクルのステージである程度規定されてしまう部分もあるのですが、同じ業界内の会社でも得意とする型が大きく異ることは少なくありません。

むしろ「型」が違うからこそ、アウトプットであるブランドや商品・サービスが異なり、その結果、同じ市場の中で

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「会社が“忙し貧乏”に陥っている」#マーケの落とし穴 01

多くの企業が、「仕事が忙しいのに、儲からない」という、経営者が辛いだけでなく、社員の給料も上げようがない、シビアに言えば事業に関わる全員が将来に希望を持ちにくい事業構造にはまりこんでいます。

収益性が低い儲からない事業は、将来に向けた投資もできないので、経営として選択肢が狭まり、良いことはなにひとつありません。別に「儲からない事業に価値がない」とか、「関わる人は全員不幸」だと見下したいわけではあ

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「時間とお金を使う順番を間違える」#マーケの落とし穴 02

巨額の資金調達をしたスタートアップ、すでに売上・収益の規模が大きな大企業には潤沢なマーケティング投資資金があります。

しかし、世の中の大半の企業は、巨額の投資資金は持たない企業です。そのような大半の企業は、マーケティングの何から投資すれば良いのでしょう?

マーケ投資は、顧客獲得=売上と距離の近いところから投資するのが原則
投資リソースの少ない企業のマーケ投資の鉄則は、

1.売れるものをつくる

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